さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

入浴剤「野獣風呂」

2008-06-04 23:55:23 | 入浴グッズマニア
先週ちょろっと書いた、いただきものの入浴剤「杉本彩発~野獣風呂」に入ってみた。これを手にした時は超ウケた。だが、木石のように地味な私が入るにはちょっとキャラが合わないかなぁ。


成分は、硫酸Na、ミネラル塩、海塩、ヒアルロン酸Na、トウガラシエキス、チオ硫酸Naなど。封を切ると、ヒマラヤの岩塩らしきものがゴロゴロ見える。




お湯に溶かすと、キャー、こ~んなに真っ黒(露光不足ではありません)。っていうか濃~い紫。写真では、羊羹のような色に見えるが、実際に入ってみると、もっと透明感がある。

ニオイもほのかに温泉風味。ヒマラヤ塩のおかげで身体の芯まであたたまる感じである。

野獣風呂とはよく言ったもんだなぁ。ネーミングほど危ない感じはしないが、なかなか癒されるお風呂だと思った。

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【読書録】週刊古代文明68

2008-06-03 23:12:43 | 読書録
おお~ついに最新号と読了バックナンバーの差が30になったぞ。だが私の貧弱な読書録の半数近くを週刊古代文明が占めるのかと思うと、古代文明さまさまだな。この雑誌と出会わなかったら、ブログネタに猛烈に困ってたと思われる。まぁ、ネタになるならないはともかく、私はこの手の雑誌を読むと疲れが取れるので、そういう意味でもありがたいことだ。

68巻目は、どのテーマもわりと平均的な面白さだったが、敢えて挙げるとすると、

1.王昭君
2.ぺトラ
3.エジプト発掘史

かなぁ。

1.私は恥ずかしながら、匈奴に嫁いだあとの王昭君がどうなったのか、知らなかったのだ。一男もうけた後、夫にすぐ死にわかれ、自分の息子と結婚させられる苦から毒を飲んで死んだという伝説もあるようだが、漢書では夫の息子と再婚し二女をもうけたらしい。匈奴の婚姻にかかわる考え方は漢民族の貞操感から考えると受け入れられがたいもののようだが、もし王昭君が匈奴に嫁ぐことなくずっと漢にいたら、皇帝の寵愛も得られず、幽閉に近い一生を送った可能性も高く、匈奴とはいえ一国の王の妃になったことは、そう悪い人生ではなかったのではないか・・という記述には、なるほどと思った。

2.ぺトラは行ってみたい遺跡の一つであるが、ぺトラというと決まって岸壁に掘られた神殿のような写真しか出てこないので、もしかしてコレしかないのかなぁ・・などと思っていたのだが、どうやら分かってないことが多いらしい。インディジョーンズの最後の聖戦のロケ地としても使われたそうだが、まだ見てないなぁ・・この映画。ただロケ地として使われたおかげで一躍観光名所になり、ヨルダンの貴重な収入源だとか。個人的にはもうちょっと中東情勢が安定してから行きたいところである。

3.エジプトへの旅行は、このブログでも色々書いている通り、自分の人生に深い影響を与えてくれたと思う。もう10年以上経っているのに、昨日のことのようにエジプトでの出来事をよく覚えている。我々がエジプト旅行を楽しんで、多くのことを得ることができるのも、古代エジプトの遺跡の発掘や研究が進んできたからだが、やはり何と言ってもナポレオンのエジプト遠征を契機に、一気に研究が進んだことが大きいのだなぁと、あらためて感じた。おどろくことにナポレオンによるエジプト支配はたった3年。その間167人の専門家集団が、エジプト各地を駆け巡って調査した、というのはすごい。特にため息が出るのが、写真などなかった時代、調査隊が残したスケッチ類の質の高さ。彼らのスケッチを目の当たりにすると、自分も多少は絵をかじってます・・・なんて、全然言えなくなってしまうな。

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吉備津彦神社の盃

2008-06-02 23:58:10 | 禁断のオカルト部屋
まるで和菓子のように綺麗な素焼きの盃は、桃太郎伝説で名高い岡山の吉備津彦神社で買ったもの。20代の頃に買ったので、箱の紙が黄ばんでいる。

確か一両しかない電車、吉備線に乗って、吉備津駅から備前一宮まで、歩いたか自転車だったか、駆け足で吉備津神社と吉備津彦神社を回ったのだが、この日はひどい二日酔いだったという記憶しかないほど情けない旅だった。前日備前焼の工房を訪ね、備前の器で料理を出してくれる宿屋に泊まり、知らないおっさんと意気投合して飲みすぎてしまったのである。

ということで、当時は国内旅行をしては旅行記を書くのが常だったが、このときは最終日に二日酔いだったのと、疲れたので旅行記も途中で筆を折ってしまった記憶がある。その未完の旅行記すら金庫と一緒に盗まれてしまったから、いまやうろ覚えなのだが、確か熱田神宮→リトルワールド→瀬戸内の弥生時代の生活ができる島→備前→吉備津を4~5日で回った大馬鹿な旅程だったように記憶する。若かったな。何かを求めて飢えていたことは確か。それは今も同じなのだがとても体力がない。
コメント (3)
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【DVD鑑賞録】宮廷女官キム尚宮(第38話~第52話)

2008-06-01 23:04:58 | ドラマ鑑賞
長かったキム尚宮をようやく見終わった。

見終わった第一の感想・・・「大妃(日本で言うところの皇太后)ってそんなに偉いの?」。

運命の二人、反目し合うキム尚宮とインモク大妃。結局どっちもどっちだなぁという後味の悪い印象が残った。

西宮というのは、インモク大妃が幽閉された場所であり、かつ王の母としての称号を剥奪された後の呼び名でもある。この番組の韓国での呼び名は「キム尚宮」ではなく「西宮」である。話が後半部分に差し掛かると、むしろ原題の方がふさわしくも感じられるほど、西宮の方が重きを増してくる。

敢えて話の結末を書くつもりはないし、Webで調べればいくらでもあらすじはわかるので、この程度にしておくが、おそらくこのドラマは、韓国史上悪名の高い人物達にスポットをあて、その人たちのそれなりに筋の通った生き様を描こうとしたのだろう。後半からは陰謀と殺戮の嵐であったので、娯楽として気楽に見られるドラマではなかった。だが、李朝の宮廷の中での生活や官吏達の動き、人々の考え方、表現などがわかって、チャングムとは別の意味で勉強になった。

私の中で復活した韓国熱は、まだしばらく続きそうである。

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