旅するフランス語の8月放映分アヴィニョン橋が出てきた。
アヴィニョン橋といえば、「アヴィニョンの橋で、踊るよ踊るよ♪」という童謡を思い出す。
小学校で習ったのは「橋の上で、踊るよ踊るよ♪」という歌詞だった。でも両親が童謡のレコードを買って来て、「アヴィニョン橋」バージョンもあることが分かり、・・というかそっちの方が本家本元っぽいな~と思っていた。
なのでアヴィニョンといえば、教皇のアヴィニョン捕囚で知られる教皇庁よりも何よりも私にとっては、「いろんな人が通る橋」のあるところだ。
現在のアヴィニョン橋は、洪水などによって大部分が流失してしまっているから、川の途中までしかかかっておらず、誰も通らない橋になってしまっているが、テレビ画面に写し出された白い橋は、非常に古式ゆかしく美しい、石造りのアーチ橋(正式名:サン・ベネゼ橋)であった。
で、フランス人の先生が、「この橋について有名な歌があるよね」ということで「アヴィニョンの橋で~♪」をフランス語で歌い出したのであるが、その歌詞に驚愕した。
「スルポン ダヴィニョン~(Sur le Pont d'Avignon~)」
何、スルポンだと~!?
スルポンと言われれば、弦楽器奏者であればだれでも、駒近くを弾いて固く金属的な音を出す、あの技法のことを思い出すだろう。
しかしスルポンはあくまでも略称であり、正式にはスル・ポンティチェロだ。慌ててスル・ポンティチェロのスペルを調べに行くと、
sul ponticello だった。こっちはイタリア緒かぁ。微妙にスペルが違うなあ。でもここであきらめない。
sulと言うのは上を表すsuと定冠詞ilのくっついた形だから。su il ponticelloと同義である。
で、ponticelloはponte(橋)の小さいものをさす。つまり小さい橋のことで、転じて弦楽器の駒を表すのだ。思い出した。ギターだとあの部分は駒と言わずにブリッジと言っていたな。
そうか。弦楽器の「駒」は欧米に行けば「橋」と表現されるのだ。
ということは、「スルポン」はイタリア語的に考えようが、フランス語的に考えようが、「橋の上」であることに変わりはない。
ということで、次にオケ譜で「スルポン」指示を見たら、あの童謡「橋の上で、踊るよ踊るよ♪」を思い出してしまいそうだ。
アヴィニョン橋といえば、「アヴィニョンの橋で、踊るよ踊るよ♪」という童謡を思い出す。
小学校で習ったのは「橋の上で、踊るよ踊るよ♪」という歌詞だった。でも両親が童謡のレコードを買って来て、「アヴィニョン橋」バージョンもあることが分かり、・・というかそっちの方が本家本元っぽいな~と思っていた。
なのでアヴィニョンといえば、教皇のアヴィニョン捕囚で知られる教皇庁よりも何よりも私にとっては、「いろんな人が通る橋」のあるところだ。
現在のアヴィニョン橋は、洪水などによって大部分が流失してしまっているから、川の途中までしかかかっておらず、誰も通らない橋になってしまっているが、テレビ画面に写し出された白い橋は、非常に古式ゆかしく美しい、石造りのアーチ橋(正式名:サン・ベネゼ橋)であった。
で、フランス人の先生が、「この橋について有名な歌があるよね」ということで「アヴィニョンの橋で~♪」をフランス語で歌い出したのであるが、その歌詞に驚愕した。
「スルポン ダヴィニョン~(Sur le Pont d'Avignon~)」
何、スルポンだと~!?
スルポンと言われれば、弦楽器奏者であればだれでも、駒近くを弾いて固く金属的な音を出す、あの技法のことを思い出すだろう。
しかしスルポンはあくまでも略称であり、正式にはスル・ポンティチェロだ。慌ててスル・ポンティチェロのスペルを調べに行くと、
sul ponticello だった。こっちはイタリア緒かぁ。微妙にスペルが違うなあ。でもここであきらめない。
sulと言うのは上を表すsuと定冠詞ilのくっついた形だから。su il ponticelloと同義である。
で、ponticelloはponte(橋)の小さいものをさす。つまり小さい橋のことで、転じて弦楽器の駒を表すのだ。思い出した。ギターだとあの部分は駒と言わずにブリッジと言っていたな。
そうか。弦楽器の「駒」は欧米に行けば「橋」と表現されるのだ。
ということは、「スルポン」はイタリア語的に考えようが、フランス語的に考えようが、「橋の上」であることに変わりはない。
ということで、次にオケ譜で「スルポン」指示を見たら、あの童謡「橋の上で、踊るよ踊るよ♪」を思い出してしまいそうだ。