ようやく彰子に皇子誕生!
圧巻だったのだ、出産に際し、悪霊を宿らせた巫女の迷演技。
招かれずにひたすら彰子人形に刃を突き立てる伊周の呪術とシンクロしているかのように見える半狂乱の巫女。演技とわかっていても、伊周の刃が折れ、巫女が倒れ、オギャーと皇子が誕生した瞬間は感動してしまった。
そして無礼講と称し、皆を招き、皇子誕生を祝う道長。
公任が「若紫はどこ〜?」と藤式部にちょっかいを出すあたりは、昔、古典か歴史の授業で出てきたかも。
しかしまぁ、気の大きくなった道長・・余計なことを!
藤式部に歌を詠ませたまではいいとして、それを受けて自分も詠んでしまうとは・・・。倫子にも一首ぐらい詠んであげておくべきだったね。もしくは「あらかじめ二人で用意しておきました」とでもシラを切りたまえ!
それにしても酔って女性の袖口を一枚二枚と数える秋山実資のおかしさは後を引くなぁ。(本当のことらしいけど)。同じ重ね着でも襟元を数えたら明らかにセクハラだけど、袖口っていうのが微妙でおかしいね。何が楽しいんだろう。でもロバート秋山が真面目な顔でやっていると笑えてしまう。