【ＤＶＤ鑑賞録】スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

先日ヨーダに似た人のことを書いたが、それとは別にジャバ・ザ・ハットに似てると言われていた先輩がいて、当時意味がわかんなかったのだけれど、本巻の前半をにぎわす悪玉ジャバ・ザ・ハットを見て、確かに似てると思った。でもヨーダ以上に、似てると言われても嬉しくないだろうなぁ～。

作品としては、エピソード5の方が出来が良かったような気がする。後半はインディ・ジョーンズ感満載。何せこの作品と、インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説は公開が１年しか違わず、しかもインディ・ジョーンズ/魔宮の伝説は私にとって大変思い出深い映画なだけに、そうしてもそっちの印象に引きずられてしまうのだ。

原始的な武器の原住民が、最新鋭の帝国軍の装備の虚をついて戦うシーンはなかなか面白くはあったけれど、それがあまりに長く続いてしまうと、何かまた世界が変わってきてしまう気がする。

エピソード4の頃からずっと疑問には思ってきたが、フォースという力について掘り下げ不足であり、中途半端でまるで借り物のような気がする。そうした掘り下げ不足分に対する「？」な気持ちがあるから、エピソード1～3を観てみたい気になるのかもしれないが。

一つ褒めるとすると、やはりミレニアム・ファルコン号はカッコイイね。本巻ではコレをハン・ソロではなくて、ランド・カルリシアンが操縦するところが、変化があっていいかもしれない。原住民戦闘シーンをもう少し削ってでも、ハン・ソロとランド・カルリシアンのツーショットシーンの描写に回しして欲しかったなぁ。