なんだか「カエルの王子」のパロディみたいな話。最初流してみていたら、途中ワニが吹くトランペットがうますぎて目が覚めた。トランペットはニューオリンズ生まれのトランペット奏者、テレンス・ブランチャードが吹いているとのこと。あんなふうに吹けたらいいなぁ。
音楽は全般的に良い。私はジャズに疎いけれど、トランペットをやっているディキシーランドジャズの演奏に触れる機会もあり、全体的にそういうトーンだったので、面白かった。
ジャズがニューオリンズで生まれたと、この映画のように断定するのはちょっと違うかもしれないが、初期のスタイルのジャズが確立したのは確かにニューオリンズだとのことであり、そういう意味でも勉強になった。
音楽のリズム感がよく、うるさくない(ミュージカルミュージカルしてない)ところは好感が持てた。ナヴィーン王子はカエルの姿の時の方が味があっていい感じ。