メルヴィル/牧野有通訳/光文社古典新訳文庫
これは面白かった!
以前、アメリカ文学史の本を読んで、詠んでみたいと思ってた本だ。
バートルビーについては、少し筋を知っていたが、漂流船については驚きだ。
困っているようだから、色々助けてやろうと思って乗り込んでみたら、それはなんとも怪しい船だった。そうと分からないように乗組員は演技しまくってるが、色々となんだか怪しい点に気づいていき・・・身の危険を感じつつ・・・。
恐々した思いで読み進んだが、読み通せてよかったよ。メルヴィルの作品を読んだのは初めてなので、ぜひ他の作品も読んでみたいと思った。