私、この映画、見たことがあるはずなのである。
若い頃、組合活動でこの映画を上演した事があり、その時に観て、大変面白かったという記憶があるのだが、今覚えているのは、テーマ音楽と、トム・クルーズ主演ということと、司令が○秒後に消滅するという話、トムクルーズが天井から吊り下げられていて、床についてしまいそうでギリギリセーフだったこと・・ぐらいしか覚えてない。
今回、懐かしく拝見して、新たな気持ちで楽しめた。圧巻なのは、黒なのか白なのかはっきりしない女性から情報を引き出すためにトムクルーズが黒だと確定している人物に変装し、彼女がそれをトムクルーズだと知らずにベラベラ喋ってしまうところかなぁ。アクションよりもそういうところが面白い。
しかしまぁ、ゴリツィンだなんて、有名な2人の名前がつなげたようなキャラが出てくるけど、そこに時代を感じるなぁ。あと、今もちょいワルなイケおじとして人気のあるジャン・レノがちょいワルではなく、ワルとして参加しているけど、あまり若く見えないところとか・・
ウクライナが舞台の映画見ませんか・・と言われて受け取ったらそれが司令で・・という冒頭の部分も思い複雑。