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終戦の日にふさわしい映画を観てきた。
昨日見た映画と大違いで、集中力が一度も途切れることなく、画面に釘付けになったので、2時間足らずの映画なのに、ものすごく濃いものを観た気分になっている。
原作とプロデューサーは日本人だが、監督はイギリス人、そしてアメリカで作られた映画だ。天皇の戦争責任の有無という難しいテーマによく挑んだ。
冒頭からつかみOKだ。私は日本人なのに知らないことが多すぎると思った。冒頭でマッカーサーが日本に到着し、車で向かう両側に日本兵が立っているのだが、マッカーサーが通り過ぎるとき、くるっと背を向けていくのだ。「変わった降伏の仕方だ」「あれは天皇に対するとの同じ・・最高の敬意の表われです(貴人を見ないようにする)」というところ。昔はそういう習慣があったのかと驚いた。
感動で涙が出た・・・という薄っぺらい表現は使いたくない。もっと何か深いもの・・・納得感に近いもの、愛と希望を与えてくれるもの・・何かすごく大事なものに触れたような気がする、そんな映画だった。
ここではあまり書かないようにしよう。自信を持って皆に薦められる映画だと思った。ストーリーもさることながら、俳優さん一人ひとりの味がよく出ていた。特に天皇の戦争責任の調査にあたった知日家のフェラーズ准将を演じるマシュー・フォックス氏は、誰からも好感をもたれるであろう好青年だ。すばらしい。
昨日見た映画と大違いで、集中力が一度も途切れることなく、画面に釘付けになったので、2時間足らずの映画なのに、ものすごく濃いものを観た気分になっている。
原作とプロデューサーは日本人だが、監督はイギリス人、そしてアメリカで作られた映画だ。天皇の戦争責任の有無という難しいテーマによく挑んだ。
冒頭からつかみOKだ。私は日本人なのに知らないことが多すぎると思った。冒頭でマッカーサーが日本に到着し、車で向かう両側に日本兵が立っているのだが、マッカーサーが通り過ぎるとき、くるっと背を向けていくのだ。「変わった降伏の仕方だ」「あれは天皇に対するとの同じ・・最高の敬意の表われです(貴人を見ないようにする)」というところ。昔はそういう習慣があったのかと驚いた。
感動で涙が出た・・・という薄っぺらい表現は使いたくない。もっと何か深いもの・・・納得感に近いもの、愛と希望を与えてくれるもの・・何かすごく大事なものに触れたような気がする、そんな映画だった。
ここではあまり書かないようにしよう。自信を持って皆に薦められる映画だと思った。ストーリーもさることながら、俳優さん一人ひとりの味がよく出ていた。特に天皇の戦争責任の調査にあたった知日家のフェラーズ准将を演じるマシュー・フォックス氏は、誰からも好感をもたれるであろう好青年だ。すばらしい。