
これは2000年の7月に旅行したカンボジアでの写真をもとに起こしたイラストである。アンコール・トムと同じくジャヤバルマン7世が建立した寺院だが、ジャングルの中で遺跡が埋もれてしまうとこうなる、ということをわからせるため、わざと修復の手を施さないまま据え置かれている。苔むした寺院のいたるところにガジュマルの木の根が絡みつき、石組みを根の力で破壊されながらもかろうじて寺院の体裁を保っている姿に、仙人でも住んでいそうな神秘的な感じがする。
カンボジア旅行はきわめてハードな旅行で、午前中で歩いては汗びっしょりになって帰ってきてシャワーを浴びて昼寝をする。真昼の暑いころを避けて3時過ぎにまた出て行っては汗だくになってシャワーを浴びて寝る、の繰り返し。1日3回はTシャツを着替えないとやってられない。ただ、そんなに汗をかいたのに食べ物は何を食べてもおいしかったので、現地で取った写真は80kgの大台を超えて丸々太った写真ばかり残っていて、あまり見たくない。
カンボジア旅行は私がバイオリンのレッスンを正式に受け始める切っ掛けになった旅行でもあるのだが、その話はいずれまた書こうと思う。
カンボジア旅行はきわめてハードな旅行で、午前中で歩いては汗びっしょりになって帰ってきてシャワーを浴びて昼寝をする。真昼の暑いころを避けて3時過ぎにまた出て行っては汗だくになってシャワーを浴びて寝る、の繰り返し。1日3回はTシャツを着替えないとやってられない。ただ、そんなに汗をかいたのに食べ物は何を食べてもおいしかったので、現地で取った写真は80kgの大台を超えて丸々太った写真ばかり残っていて、あまり見たくない。
カンボジア旅行は私がバイオリンのレッスンを正式に受け始める切っ掛けになった旅行でもあるのだが、その話はいずれまた書こうと思う。