この朝ドラは本当にすごい。
いつも一週間のダイジェストで追っていた私、毎日見ないと気が済まなくなってきた。
一家の男手を失い、自分が働くしかないと、以前は辞めた法律の世界に再び飛び込む。
憲法で謳われた男女平等・・・だがまだまだ男性の感覚が古いまま。桂場のもとに飛び込み、裁判官にはできないものの、仕事をもらって働き始めた。新憲法に即した新民法制定の際、各界の意見を聴取し、そこで女性運動家たちと知り合う。ようやく光が見えてきたところで迎えた花岡の死。仕事の立場上、ヤミ米を一切拒否して餓死してしまった。
復員してきた轟は花岡の死を新聞で知り・・よねに「惚れてたんだろ」と言われ、泣きじゃくり・・そしてここに最高にかっこいいやつと最高にいいやつによるアナザーストーリーが始まらんとしているのをよそに、主人公は家庭裁判所設立に向けて、期待と現実のギャップに悩みながらも新しい師と仲間を得て動き出す。
こんなに勉強になる朝ドラは初めてかも。