さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

大河ドラマ「光る君へ」第23話を見て

2024-06-10 23:22:10 | 映画・番組等、各種鑑賞録

今週の光る君・・3分の1くらい中国語講座でしたね。ピンインまでは無理としても、せめて漢字字幕くらい表示して欲しいのに、字幕は単に(宋語)と表示されるか、下手なカタカナ表記で・・ちょっと残念。

まひろがウニを金属製のスプーンのようなもので割っているのがネットで話題になっていましたが、私も木製スプーンまでは奈良時代以降の存在を認識していましたが、金属のものもあったとは初めて知りました。その形状が時代考証通りなのか、オリジナルが入っているのは気になるところでしたが。

それにしても佐々木蔵之介・・・・今までどちらかというと若作りしている役が多いかなぁ・・と思っていたのだけれど、今回は流石におっさん丸出しですね。弟と同い年なので、そのおっさん臭さが自然体の演技なのではないか・・という気がします。さすがのおっさんパワー、道長よりプロポーズは上手だったですね。

あと、将来三条天皇となる居貞親王が大人の姿で初登場でした。事前の写真展開で、とてもシャープな美男子という印象を持っていましたが、初登場の子供を抱いたシーンではむしろ異母兄弟の花山天皇のイメージを引きずった、斜にかまえた感じの演技をしていましたね。大鏡には、外祖父である兼家に酷似していたと書かれていますが、このドラマでは兼家には似ていなかったですね・・・残念。

さて賢帝の誉高き一条天皇の方、このまま定子を諦めるはずはない様子が、にじみ出ていますね。道長は毅然とした態度をとりますが、この頃、彰子の入内の話が浮上してくるんでしょうか? 道長が徐々に政治的駆け引きの能力を発揮し始めているので、一条天皇と三条天皇に対してどのような演技を見せるのかが楽しみです。


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