先日、武蔵坊弁慶の大薙刀について書いたとき、同じ薙刀でも巴御前の奴が欲しくて、相当無駄遣いをした話を書いたが、巴御前の旦那の太刀のフィギュアなら見つかったのである。鞘が凝っていて、鹿革鞘袋に入っているそうだ。京の人から山猿のようだと評された、義仲の野生的なイメージに合った鞘だが、なかなか格好イイし、鞘を疵などから守るという実用的な意味もあったようだ。フィギュアとして飾る側から考えると、みんな同じような刀だとつまらないので、このような個性的な刀の方が嬉しい。
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義仲といえば、野蛮なイメージがつきものだが、それは田舎育ちのせいで京の世情に疎く、世渡りベタで、京の人達の感性に合わなかったからであって、本当は細やかな人情にあふれた人物だったのではないかと、私は思う。少なくとも平家物語の語り手は、義仲を憎めないキャラクターとして考えていたのではないか?
何年か前にNHKでやってた人形劇の平家物語は、吉川英治の原作を脚本化しているが、義仲の出てくる場面は、巴御前だけでなく、葵、山吹も含めた3人の女武者が義仲の寵愛を得ようと争っており、他の場面と比べて妙にあでやかな感じであった。女武者達にモテモテの義仲・・・なかなか素敵だった。(顔は、その前にやってた人形劇三国志の曹操の顔に酷似していたけどね。)
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義仲といえば、野蛮なイメージがつきものだが、それは田舎育ちのせいで京の世情に疎く、世渡りベタで、京の人達の感性に合わなかったからであって、本当は細やかな人情にあふれた人物だったのではないかと、私は思う。少なくとも平家物語の語り手は、義仲を憎めないキャラクターとして考えていたのではないか?
何年か前にNHKでやってた人形劇の平家物語は、吉川英治の原作を脚本化しているが、義仲の出てくる場面は、巴御前だけでなく、葵、山吹も含めた3人の女武者が義仲の寵愛を得ようと争っており、他の場面と比べて妙にあでやかな感じであった。女武者達にモテモテの義仲・・・なかなか素敵だった。(顔は、その前にやってた人形劇三国志の曹操の顔に酷似していたけどね。)
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