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インドでは労働人口が2025年まで増え続ける。

2016-01-28 09:38:46 | FP

労働人口というのは、15歳以上で、労働する意思と能力を持つ人たちと理解されている。一般的には、15歳から65歳までの健康な人たちで、国によって、女性の社会進出の度合いも違うし、高齢者も働き続ける社会もあるので、一概に、この枠に当てはめることはできない。ただ、現在の国別の労働人口は中国とインドが圧倒的である。昨年のデータによれば、中国が8億1500万人、インドが4億9千万人である。億を超えている国は、そのほかにはアメリカとインドネシアとブラジルであるが、ともに1億人台である。日本は6500万人、ドイツは4300万人である。この労働人口は、世界的な少子高齢化の波で、その割合を減らしている。韓国でも、65歳以上の割合は、昨年は7%程度であったのだが、急速な高齢化が来て、2018年には14%。2026年には20%にまで、上昇するという。この変化は日本の比ではない。中国も、一人っ子政策の影響で、いびつな年齢構成と男女比率が顕在化し、さらに高齢化が進みそうだ。そのような世界の中で、唯一、労働人口が増えそうなのはインドである。インドの場合は2025年まで、労働人口の増加が続くそうだ。ただ、インドの場合には、州政府間の障壁などの構造的な問題も多いようである。(2016.1.28)

Y-FP Office Japan

 

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