多くの人が、なんとなく、生活しています。自分の給料を給料日に目的別に振り分けるわけではありません。日々の残高の推移を見ながら生活しているわけです。だから、給料日前は地獄です。何に、使ってしまったのだろうかと悩む閑などありません。「仕方がない。立ち食いそばで今日は過ごすか。」となるわけです。逆に、給料日などはとてもリッチです。彼女を誘って、高級ホテルのレストランで食事をし、彼女の誕生日プレゼントにブラアンドもののバックを買おうかなどと太っ腹な気分にもなるのです。日本人は長い農耕生活の記憶が、この血の中に流れていますから、社会の助け合いというものに最後は依存しがちです。それが悪いというわけではないのですが、時には甘えという感情が湧き起こり、自立というもっとも大切な精神を失います。でも、日本社会もグローバル化し、都市は間違いなく個人主義化しているのです。それは良いか悪いかは別にして、自己責任の社会です。自分の生活は自分で管理しなければならないのです。今日の食材は中国産だけど大丈夫だろうかというような些細な事柄まで自分で決めなければならなくなった時代なのです。
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