ハゲを直す薬があったら、その人は億万長者になれると、巷間、言われたものだ。長寿の薬とハゲの薬は人間には叶えられないものだと言われていたものだ。だが、現在は違う。ハゲ薬も多くの医薬会社で開発され、市販されている。まあ、それらの会社はそこそこ儲かっていると思うので、その話も、まんざら嘘でもなかったと思うのである。ハゲは長寿の反対で、若々しさに欠ける。人はいつまでも若々しくありたいと思うのである。まあ、達観している私にはどうでもよいことである。自然であることが最善であり、それに抵抗しないというのが私のモットーである。どんなに女性から老けた老人と思われようといまさらどうということは無いのである。それはともかく、ハゲ薬が完全に医学として、成立していることがこのほど、明らかになった。スペインである。多くのお母さん方が、胃薬と間違えて、脱毛治療薬を乳児に呑ませてしまったのである。その結果、乳児は「おおかみ男症候群」という体毛が異常に生えてくる病気にかかってしまったのである。それも一人ではなく17人もの乳児というから、医師の処方箋に問題があったのではないかと思うのだが、体毛が増えたからと言って、死にいたると言うことも無いのだが、見た目が悪いのである。毛は多くあっても、少なくても、見た目が悪いものらしい。(くちなし亭、8月30日)
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