習近平政権のいらだち

中国の習近平政権がいらだちをあらわにしている。新型爆弾の公開やら、北朝鮮の金委員長の北京招へいやら、何やら慌ただしい。前から予定されていたことではあるが、月の裏面着陸などで、技術力もアピールしている。上海などは共産党のポスターが溢れ、これまでの民間会社の宣伝ポスターは姿を消したという。そして、上海の街を活気にあふれさせていた屋台や小型店は見えなくなって、街は静かになり清潔になったという。経済発展期の労働力は必要な時には、街の外から多くの人を集めたのだが、経済が停滞して、不必要になれば、手のひらを返したように、時をおかずにお払い箱にする。これは外国企業にも言えるとある人は言う。技術を習得して、必要が無くなれば、お払い箱にする。独裁政権のやりかたである。一方、ＡＩ技術などが国民の意志を無視して強引に進められる。自動運転などのような膨大なデータを必要とする分野では民主主義国よりも早い成果を得ることができる。顔認証システムも同じである。アメリカなどの先端技術を持っている国と膨大なデータを手にすることができる中国とのせめぎ合い合いである。経済停滞が鮮明になってきた中国が軍事等の技術と膨大なデータを手に、最後の揺さぶりをかけている。（1月8日）

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