千葉工業大学というところは色々な分野に挑戦しているようだ。東京スカイツリーのおひざ元である東京ソラマチにも、事故後の福島原発で活躍するロボットなどが展示されていて、子供たちの目を輝かせている。その千葉工業大学の大野宗祐上席研究員らは、恐竜の絶滅の主な原因を従来の直径約10キロメートルの隕石が今のメキシコのユカタン半島に衝突し、巻き上がった土やほこりが地球を覆って太陽光を遮り寒冷化したためとする説を一歩進め、巨大隕石(いんせき)の衝突で、その地の硫黄成分の多い岩盤が蒸発し、酸性雨の雨となって、地球のあらゆるところに降り注ぎ、硫酸の海が生じたためとする新説をまとめた。工業大学と恐竜とは少しイメージが違うが、ともかく面白い仮説である。
Y-FP Office Japan
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