市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

市原市の交通施策

2012-01-11 | 都市・交通
トップの写真は、昨日開催された市原商工会議所主催の新春賀詞交歓会にて、榊原会頭を囲んで。
政界・財界・産業界・報道関係など各界から約300名が集まり、
新年を迎えた喜びと今年の抱負を交わし合いました。


さて、一転して今日は丸一日事務所で会議でした。

月2回開かれる運営委員会、2月の総会の議案書原稿読み合わせ、
そして最後は市の出前講座、「交通マスタープラン概要と今後の政策」。

出前講座には「まちづくりの会」のメンバーも参加し、皆で交通政策課の職員の説明に耳を傾けましたが・・・。

やはり高齢化が進む交通空白地域や交通不便地域での足の確保は大きな課題の一つですね。
住民の要望でやっと路線バスを確保しても、走らせてみたらなぜかほとんど利用者がいないという地区もあり、これでは事業者も再び撤退したくなりますね。

自家用車はドアツードアで便利ですから、どうしても頼りがちになるのは仕方ありませんが、5年後、10年後に自分が運転できるのか、運転してくれる人が身近にいるのか、という不安を解消するためにも、これからは住民側にも、公共交通を自ら地域ぐるみで育てていくという意識改革が必要です。

それにしても、
残念なことに、このマスタープランの説明を聞いても、市の交通政策に関する明快なビジョンが全く感じられなかったのは、私だけではありませんでした。
例えば、私が12月議会で質問した自転車交通に関する施策を本気で取り組んでもらえたら、市原市はもっと魅力的なまちになると思うんだけどな。

それからもうひとつ、これはお知らせです。
以前にこのブログで取り上げた運転免許証の返納制度に関して。
http://blog.goo.ne.jp/wa-tika-ro/d/20111113

高齢者の返納促進のために、返納者は市内のバス料金が半額になるというこれまでの制度に加え、今回新たにタクシー料金が1割引きになる優待制度が始まりました。

せっかくのお得な制度、対象者に広く知ってもらわなければ意味がありません。市職員には積極的な啓発も要望しました。

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