市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

保健室から

2020-10-05 | 教育
今日は学校薬剤師として、小学校の教室の空気中の二酸化炭素濃度や明るさなどの測定を行いました。

これは照度計。教室内の机上9カ所と黒板9カ所を測ります。


このクラスは40人弱なので、結構密ですね・・・


コロナで一時は学校現場も混乱しましたが、今はだいぶ落ち着いてきたとのことで、ホッとしました。
ただこんな状況でも、鼻水や咳など明らかに体調が悪そうな児童が相変わらず登校してきて、対応に苦慮されているそうです。
共働きなどで、風邪の症状くらいでは休ませたくないというような家庭の事情もあるのでしょうか。。

測定も一通り終わって保健室の壁に貼ってある年間スケジュールを何気なく見ると、10月は「3Dスコリオ検診」とありました。
「3Dスコリオ検診」とは脊柱側弯症を調べる検査で、小学5年生と中学2年生に対して実施されます。
この学校では5年生約70人中、8名ほどが再検査となり低線量X線撮影を受け、うち4名ほどが脊柱側弯症と診断されるそうです。

保健室は、教室とはまた違った子どもたちの様々な姿を垣間見ることができる場所です。

やっぱり目が離せない!市民点検の2日目。

2020-10-05 | イベント
今日も一日「事務事業の市民点検」を傍聴。すっかり「市民点検フリーク」です(笑)。




でも、私ほどとまではいかないまでも、もっと大勢の議員に傍聴してもらいたかったな、とは思います。(私の他に傍聴していた市議は、4名でした)
理由は、職員からの事業についての詳しい説明やコーディネーターからのプロフェッショナルな意見が勉強になることももちろんそうですが、
議会に身を置いていると、どうしても馴れ合いやしがらみが出来てしまったり、一市民としての真っ新な視点を忘れてしまったりすると思うのです。
市民点検員の質問や意見を聞いていると、また「あの頃の感覚」が蘇ってくるような気がして・・・。
これって、大事なことだと思います。

2日間通して全体的な感想としては、目的が曖昧だったり、目的と手段がかみ合っていない事業が、とても多い気がしました。
例えば、
「観光客を増やしたいのか、事業者の経営を安定させたいのか、どちらが目的なのかがあやふや」
「虐待を防ぐことが目的なのに、その手段がなぜPTA活動への補助なのか、ロジックが理解できない」
などなど。
税金を投入するのですから、そこは明快でなければなりません。
本当は、議会がちゃんとチェックしなければならないのでしょうが・・・。

最後に、コーディネーターの方が市民点検員や職員の皆さんに語った言葉も、とても印象的でした。

「自治体は国の支所ではない。国からやれと言われたから事業を行うのではなく、自分たちで選びとって行うことができる」
「最初に事業を始めるときは市民の要望から出発したのかもしれないが、続けることが正義だと思ってしまうところに落とし穴がある」
「行政は住民の税金を使う権力を持っているのに、それをあえて市民と対話を行って評価するという自治体は、全国でも珍しい。ぜひそんな市原市に誇りを持って、これからもまちの出来事に関心を持ってくれたら嬉しい」

だいたいこんなことをお話されたと思います。その場にいた皆に響いたことでしょう。

写真は、コーディネーターの前田さんと。
北海道から遥々お越しくださいました。市原市とのご縁に感謝します!

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