災害対応にかかった費用は・・・

房総豪雨から今日25日ででちょうど1カ月。
市内では、1名の方が犠牲となってしまいました。心よりお悔やみ申し上げます。
改めて、市原市の被害状況をまとめてみました。(11/15時点）

住宅被害：全壊9戸　大規模半壊2戸　半壊39戸　一部損壊73戸　床上浸水73戸　床下浸水103戸
公共施設：学校施設被害：50施設
道路冠水：94件
がけ崩れ：146カ所
道路通行止め：最大159路線
最大避難者数：955名(29施設）
停電戸数：1600戸

念のため、10/25の豪雨による被害です。台風15号、19号の分は含まず。それでもこれだけの被害。。

先日、市から今回の一連の災害対応にかかった分の補正予算(専決処分)が明らかにされました。
全て合わせてざっと70億6千万円。新築の本庁舎の建設費が53億ほどでしたから、立派な庁舎が建つほどの額です。
うち、国や県から60％ほど補てんされ、5％分は借金し、20％分は貯金を崩し、残りは前年度の繰り越し分で賄いました。
ザックリですが、そんなやりくりです。
災害は市の財政にも大きな影響を与えました。

国際機関によると、大規模自然災害が1970年代までは年100件程度だったのに、2000年代以降は400件を超える年が目立つのだそうです。しかも、地球温暖化とは無関係とされる地震や火山噴火などは増えていないにもかかわらず、です。
災害に対する備えも必要ですが、同時に地球環境というマクロな問題も、本当に他人ごとじゃない。待ったなしの時代に突入しています。


さて、写真は今一番お気に入りのビオラ「チョコベリー」。
渋いパープルにチョコブラウンがにじんだ色合いが、何ともおしゃれ～・・と一人悦に入っています。