市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

条例、作ってみる!?

2018-03-30 | イベント
先日受講したセミナーは本当に良かった!
池袋まで行った甲斐があったというものです。

条例の読み方・作り方、予算の修正方法」、講師は元法制局キャリアの吉田利宏氏。



この吉田先生のお話が抜群にわかりやすかった!
例えば法律用語で「又は」と「若しくは」や「及び」と「並びに」の使い分け方など、知っているようで知らない、でも条例を読んだり作ったりする際には絶対に押さえておきたいポイントや勘どころの解説が見事で、まさに東進ハイスクールのカリスマ講師みたいな感じ(笑)だったんです。
一見取っつきにくいテーマの割には受講者の数も多かったので、やっぱり人気のある先生なんだと思います。
吉田先生は、「昔は講義の相手が行政職員ばかりでしたが、今は議員の皆さんもこんなに興味を持ってくれるようになって、とても嬉しいです」とおっしゃっていました。

様々な地域課題の対策としては、工夫すれば何とかなるものや予算が付けば解決できるものがほとんどなのですが、中にはどうしても条例を作らなければ解決できない課題もあります。
行政に「何とかしろ、条例作れ」と言うばかりではなく、自分たちで作ってしまえるのであれば、これは議会の大きな武器になりますよね。

そうは言っても、半ば素人の議員たちが条例を作るのは、行政職員が作るのとは勝手が違って、やっぱりかなりエネルギーが要ることだと思います。
市原市議会はこれまで「市民に元気な笑顔を広げる地産地消推進条例」と「議会基本条例」の二本の条例を作った実績があります。私も一期生の時に下っ端議員として議会基本条例の作成に関わりましたが、相当な時間と労力を費やした記憶があります。
何より前提として、議会全体のチームワークが良い状態でなければ、絶対に不可能です。

ハードルはとてつもなく高いことは間違いないのですが、「それでも挑戦してみたい!」と意欲がふつふつと沸いてくる・・・
そんな力が与えられるような講義でした。

因みに、吉田先生の著書「法律を読む技術・学ぶ技術」


こちらもメチャメチャわかりやすくて面白い!職員・議員必携(?!)です。

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