市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

南相馬市へ

2016-03-29 | お知らせ
市民ネット福島バス研修、二日目。

いわき市で一泊し、朝6時に出発。向かった先は、南相馬市です。

市役所にて、桜井勝延市長と面談。


桜井市長は、被災した南相馬市の窮状などをTV番組やYouTubeで積極的に訴え、
米国のタイム誌から2011年版の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。


原発から半径30キロ圏の自治体に策定が義務付けられている原発事故の避難計画について、
「事故発生時は行政も住民もパニックに陥った。計画は原子力災害に対しては何も役に立たない。
計画よりも最善の手立ては、原発を再稼働させないことだ」
ときっぱりと述べられました。

「経済優先で命を犠牲にすることがあってはならない。住民の命を守るのが私の務め」と、原発事故以来、国の権力と真正面から戦ってきた桜井市長こそ、本物の政治家の姿だと私は思います。

30分間の短い面談を終え、次に向かったのは南相馬市立図書館
昨年、私が千葉市で開かれたフォーラムに参加した際に、同図書館の副館長を務めてらした早川光彦さんのお話を聞き、
ぜひぜひ訪れてみたい・・・とず~っと思っていたんです。
念願叶って大満足!想像以上の素晴らしい図書館でした。

吹き抜けで明るく開放感のある館内。


学習室も、とても気持ちの良い空間です。




テラス席では飲食が可能ですし、カフェも併設されています。

畳で読書もいいですよね。


幼児のプレイルーム

子ども図書館では、ぬいぐるみも借りることができます。

単に本を貸す場所ではなく、市の文化の象徴であり、市民の「知りたい」という希望にとことん応え、また憩いの場所でもある。
図書館の大切な役割と可能性に、改めて気づかされました。

何時間でも、一日中でもここで過ごしたい!と思えるほどの気持ちの良い図書館でしたが、悲しいかな、お昼にはもう帰路に・・・。
短くも、本当に中身の濃い充実した二日間でした。
今回のブログでは到底書ききれなかったフクシマについて、今後折に触れ伝えていきたいと思っています。

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