【土岐市】irodori cafeの恵那鶏使用バターチキンカレーとあんしん豚のトマトカレーをいただきました【素敵な器と出会う街】

こんばんは。

シルバーウィークで妻と名古屋に小旅行してきました。
名古屋からJRに乗ること約40分、隣県の土岐市駅までやってきました。
ここからバスに揺られて行ってきたのが、今回の目的地です。

こちらは東美濃のセレクトショップです。
妻が新調したい食器が美濃焼だそうです。
オンラインでも購入できるのですが、実際の色を見て選びたいとのことでやって来ました。
窯元にも直接行きたかったですが、平日しか営業していないので諦めました。

お目当ては明治28年創業の伸光窯という窯元が作っている、パステルジュレという食器です。
お茶碗として選びましたが、食卓に並べたときの色合いとかで悩みますね。
同じ色のマグカップもあり、一緒に買うかかなり迷いました。
美濃焼の印象がこの一品だけで変わりました。

ちょうどお昼に来たので、併設しているカフェで食事でもしていこうと立ち寄りました。


irodori cafeというお店です。
2024年4月30日オープンで、テーブル・カウンター席で20席。
ケーキや食事…お、カレーがありますね。
恵那鶏使用バターチキンカレー(1230円)とあんしん豚のトマトカレー(1330円)、飛騨牛のデミグラスカレー(1630円)の3種類があります。
妻がバターチキンカレー、私は安心豚のトマトカレーにしてみました。
+550円のサラダとドリンクのセットで妻はアイスティー、私はホットコーヒーを付けました。


なんと、カレーのお皿を選べます!
どれも美濃焼の窯元ごとのお皿なので、ここで気に入ったお皿は窯元の販売所で購入することもできます。
こちらのカフェは美濃焼や岐阜県の食材に触れてもらうことがコンセプトのようです。
直感で選んだお皿の窯元が、先に見てきた販売所で興味を引いた窯元と同じだったのも、つながりがあるんだなと思いました。
先会計でテーブルで待っていると、カレーが運ばれてきました。




上があんしん豚のカレー、下が恵那鶏のバターチキンカレーです。
楽しみにいただきました。
まずサラダの脇の小さなグラスに入っているゴマドレッシングを自分でかけるのですが、すりゴマの感じがちゃんとしていてかなりおいしかったです。

カレーは辛さは全くなくて、万人向けの味です。
辛さは別添えの辛味ソースで調整できます。
マレーシアのサンバルのようなチリなどをオイルと合わせた感じで、かなり辛さがガツンときました。
大きな豚肉は柔らかくて、口の中で溶けるようでした。
豚肉の旨味だけでなく、トマトのフレッシュな酸味でさっぱりといただけます。
これはおいしいですよ!

バターチキンカレーもいただきましたが、鶏肉の繊維がバラバラにほどけた状態まで煮込んであって鶏肉の旨味が全体に行き渡っています。
あんしん豚のトマトカレーと比べると塩味がストレートに感じられるカレーで、鶏肉の旨味と塩味のシンプルな組み立てにバターと生クリームのコクがあって、こちらもおいしいです。

どちらのカレーにもグリルしたカボチャとブロッコリー、パプリカ、ゆで卵とポテトサラダがトッピングされています。
カレーと合わせておいしくいただきました。

具材の別調理のしかたやトマトの使い方、ホールスパイスを使わないで辛さもデフォルトでは加えてない感じなど、過去にイタリア料理店で提供していたカレーをなんとなく思い出しました。
そう思っていたらこちらのカフェは、土岐市のイタリア料理店SAIがプロデュースしたお店とのことで納得です。

食後のホットコーヒーの器も美濃焼です。
持ちやすくて、飲みやすいです。

デザートで別注文したかつまた卵の濃厚プリンバニラアイス添え(450円)の器も美濃焼です!
土岐市の多々楽達屋というドライフルーツ屋さんのリンゴやマンゴーが乗せてありました。
こちらも自然に引き出した甘みがホッとしますね。
プリンもとてもおいしかったです。

アイスティーのストローも美濃焼です!(゚д゚)!
プラスチック削減の一環で紙のストローが使われるようになりましたが、口当たりが違って味わいが損なわれるように感じました。
ステンレスのストローは見たことがありましたが、陶器でストローが作れるとは思いませんでした。
厚みは気にならなくて口当たりもよくて、とても飲みやすいです。
ストローの絵柄は工房で手描きしていて、カラフルな種類があります。
このストローも、もとてらす東美濃内で購入できます。

食材の地産地消だけでなく、器も美濃焼にこだわった素晴らしいコンセプトのカフェでいただく、特別なカレーでした。
店員さんの接客も明るく元気があって、とても居心地がよかったです。
次回いつ来られるか分かりませんが、そのときは絶対おいしいに決まってる飛騨牛のデミグラスカレーをいただきたいと思います。

それでは、失礼します。

【店舗情報】
irodori cafe
住  所:岐阜県土岐市土岐ヶ丘4-5-3 テラスゲート土岐内
電話番号:0572-55-1123(もとてらす東美濃直通)
営業時間:11:00~16:30(16:00ラストオーダー)
休  日:木曜日
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