札幌の契約満了の選手8人が発表になった2日。
とある夜の番組に「キッチンでアスリート食をつくる田中美保」の映像が流れた。
「めんみ」やシャケ、イクラをふんだんに使った料理に、
「もうすぐ夫婦ともに食べられなくなるのかな・・・」と複雑な気持ちになった。
そんな去りゆく選手への惜別の言葉は、まだ続報がありそうなので後日に回し、
9日に船橋で観戦予定の宮杯プレミアの最終節を語る。
東地区の鹿島V決定。参入戦は札幌が不在。
少し興味が薄れていたが、現在の順位表を見て驚いたことがあった。
【東地区】
上記の通り、最終節を残して鹿島V決定<2位青森山田に勝ち点5差
驚いたのは残留争い。降格の可能性があるのは、以下のJユース3クラブ。
- 7位浦和・勝ち点19・得失-5
- 8位磐田・勝ち点19・得失-12
- 9位FC東京・勝ち点16・得失-11 最下位の10位富山第一はすでに降格確定
久保(現・横浜M)を擁して昨季の東地区を制したFC東京のブービーにも驚くが、
磐田がトップと同じく降格危機 しかも、最後に得失点差で泣きそうな怪しい気配。
近年の宮杯プレミアは、16年に名古屋が、昨年に大宮がトップとW降格しており、
「二度あることは・・・」という言葉がアタマをかすめる。
救いは、最終節の磐田が同じく降格のおそれがある浦和と対戦すること
「暗黙の了解」で勝ち点1を分け合えば、双方のプレミア残留が決まる。
・・・ただ、「球回し肯定派」のワタシも、アカデミーの大会では見たくない光景だ。
浦和は得失点差を考えると、磐田にガチ勝負で負けても、まず大丈夫かと思えるが
なお、得点王争いは、俺たちの壇崎が現在16点で独走<2位に9点差
最終節で対戦する市船は選手権の千葉代表を逃しており、
手の内を隠す必要もないので、有終の大暴れを期待している。
【西地区】
首位広島(勝ち点34)と2位京都(同33)が最終節で直接対決。
広島は負けなかったらV。京都は勝てば逆転V。どんな決着を迎えるか。
なお、3位G大阪(同32)も勝ち点1位タイとなる可能性があるが、
優勝には7点差以上の勝利を要する。ただ、得点王争いを見ると、
ガンバのエース原田烈志(14点)が京都の服部航平(15点)を猛追しており、
こちらもどんな決着を迎えるか楽しみだ。なお、降格は阪南大と米子北の2高校で確定している