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尾瀬ルート活性化委員会

2016-03-27 | ’16 魚沼市のイベント
今年度の活動を振り返る



地域活性化に向けて取り組んでいる「尾瀬ルート活性化委員会」(星雅彦会長)の平成27年度活動報告会が3月22日、魚沼市地域振興センターで開かれた。
 同委員会では「魚沼から行く尾瀬ルート」を活用した地域活性化の活動を始め、広範囲の取り組みを行ってきている。
 報告会では、「PR・景観」「体験交流」「再発見」「食彩」「活用推進」の部会ごとに今年度の活動内容を報告。 
今年度の活動の成果として、シルバーライン入口の花壇へ特産のユリを植えたことや、大手沢遊歩道の景観整備、スマートフォン対応のホームページ作成、尾瀬・小沢平ルート整備、1000人の児童絵画展の応募作品が約3割増加したことなどを挙げた。
一方、課題としては「イベントでのPR方法を工夫したい」、「湯沢・南魚沼・十日町に比べまだ発信力が全体的に弱い」、「魚沼を代表するコシヒカリや山菜などを食材としても、肉類や海産物を使ったグルメに比べると反応が鈍い感がある。魚沼の持っている食材をいかに生かし切るかが今後の課題」などが指摘されていた。
活動報告に続いては郷土史家の長谷川勝義さんが「謙信没後の薮神衆~景勝に従って天下の表舞台へ~」と題して講演した。
長谷川さんは、薮神地域の四大争乱として永正の乱、古志長尾と上田衆の争い、御館の乱、越後一揆を挙げ、御館の乱について詳しく解説。現在の魚沼市全域を含む薮神衆の戦いでの動きや、栃尾衆の広瀬谷への侵攻、魚野川筋での戦況などを説明するとともに、景勝から大石村を安堵された大石綱元が、景勝の使者として天下の表舞台で活躍した様子などを紹介した。

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