新たな門出にエール
魚沼市十日町の県立小出養護学校(高橋晃校長・児童生徒136人)では第24回卒業式を3月24日、同校体育館で行い、児童、生徒の新たな門出を祝った。
同校の今年度の卒業生は小学部6人、中学部11人、高等部23人。今年度高等部では例年よりも大幅に多い7人が就職、実社会に出ていくほか、15人が通所施設で働くなど新しい生活をスタートさせる。
卒業式では高橋校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、先生から学校生活の様子が紹介された。
式辞に立った高橋校長は「楽しいことに挑戦してほしい。あせらず一生挑戦してほしい。人は自分のやり方でしかやっていけない。友だちや家族がいることを忘れないでほしい」という言葉を卒業生に贈った。
来賓祝辞では桑原定治後援会長が「お父さん、お母さん、先生方、友だち、地域の皆さんのことを忘れずに自分の道に向かって胸を張って元気に生きていってください」と卒業生にエールを送り、在校生が「卒業おめでとう」と呼びかけると、卒業生からは「私たちは自分の道を夢と希望を持って歩んでいきます」と大きな声で応えられていた。