三用小と赤石小の4年生
南魚沼市の三用小学校と赤石小学校の4年生は6月14日、合同で水無川にヤマメの稚魚を放流した。
児童による稚魚の放流は魚沼漁協大和支部東分会(今井良彦分会長)と水無川水系を守る会(上村清会長)が企画したもの。同分会ではこの日、約2万尾のヤマメの稚魚を地区内の河川に放流することになり、その一部を児童から放流してもらうことにした。
この日の午後、水無川右岸のふれあい広場に集ったのは三用小学校の4年生11人と赤石小学校の4年生18人。
放流に先立ち水無川水系を守る会の上村会長が「今日の放流を通じて自然を大切にする心を育ててください」、漁協の今井分会長が「きれいな水無川を守っていくために川を汚さないようにしてください」と子どもたちに呼びかけた。
稚魚が到着し、バケツに入れられるといよいよ放流。児童たちはバケツの中の稚魚を見て「かわいい」と言いながら川へと降りて行き、合図により一斉に稚魚を水無川へと放した。
また、当日は子どもたちから釣りも楽しんでもらおうとニジマスの成魚300尾も放流。用意された竿で子どもたちはニジマス釣りにも挑戦した。