交通事故、詐欺被害防止呼びかけ
小出警察署は11月1日、魚沼市交通安全協会と魚沼市職域防犯協会の協力を得て、交通死亡事故と振り込め詐欺を防止するため、それぞれの協会加盟事業所に啓発チラシなどをファックスで送付する「交通事故防止等FAX作戦」を実施した。
県内では今年交通事故が多発しており、魚沼市内では先頃、振り込め詐欺被害が発生していることから、各団体が協力して、より多くの人たちに事故防止、被害防止を呼びかけることになった。
同署で行なわれた送信式には魚沼市交通安全協会の貝瀬甲一会長、同協会安全運転管理者部会の小幡勝美部会長、魚沼市職域防犯協会の岡部圭助会長が出席。島名透署長から各団体に協力要請文書が手渡された後、要請が受託され、小幡部会長が署長室のファックスの送信ボタンを押すと、予めセットされていた協力依頼文書と啓発チラシが各団体の事務局へと送信された。
ファックスを受信した各団体では加盟団体や事業に啓発チラシを送信することになっている。
送信を終えて島名署長は「各団体のネットワークをお借りしてファックスで送ることにより、より興味を持ってもらえるのでは」と3団体合同の初めての取り組みに期待をかけ、貝瀬会長は「各団体が単独で呼びかけるより、一緒に行うことで、より多くの人たちに知ってもらえる」と取り組みのメリットについて話していた。