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「湯之谷かっぱ村」が開村

2016-07-31 | ’16 魚沼市のニュース

共和国大統領ら迎え式典



河童連邦共和国「湯之谷かっぱ村」の開村式が7月18日、魚沼市下折立の折立マレットゴルフ場で行われた。
 河童連邦共和国は、平等・博愛・ロマンとユーモアのもと、明るい楽しい環境をつくり、かっぱを通じて国民相互の親睦を図るとともに、かっぱに関する情報交換などにより友好の輪を広げることを目的に1988年に建国された。現在までに全国に約40の「かっぱ村」が組織され、全国の村民が集まる「かっぱサミット交流会」などを行っている。
 魚沼市では昨年、河童連邦共和国大統領の宇田川敬之助さん、東京湯之谷会会長で浦安かっぱ村村長の田中由三さん、魚沼市出身でさいたまかっぱ村村長の今井勝さんが魚沼市を訪れた際に、宇津野の星謙一さんらに魚沼市での「かっぱ村」の立ち上げを相談していた。
 湯之谷地区では、河童を「こーっぱ」と呼び、以前は夏になると子どもたちが河原に集まって魚を捕ったり、夕顔汁を食べて水難事故防止を水神様に祈願する伝統行事が行われていたことから「湯之谷かっぱ村」を立ち上げることになった。
 開村式には「村民」ら33人が出席。まず、村長に就任した星謙一さんが「清流と水は命、大切なものであるということを、かっぱ村から発信したい」とあいさつ。
 続いて、さいたまかっぱ村村長の今井さんが制作しマレットゴルフ場の池に設置された河童の石像の開眼式が行われた。河童連邦共和国の宇田川大統領から星村長に「湯之谷かっぱ村」の認定証が手渡され、「待望の新潟の地に湯之谷かっぱ村が開村できて嬉しい。新潟は米どころ酒どころ。河童の仲間はお酒が大好き、できれば来年、ここで全国交流会が開催されることを期待しています」と開村を祝った。
 県内での「かっぱ村」開村は湯之谷かっぱ村が初めて。現在会員は伝統行事が行われていた湯之谷芋川以東の地区を中心に41人となっている。







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