一般会計は4・5%減の309億円
南魚沼市は2月22日、平成25年度当初予算案を発表した。
新年度の一般会計予算案は総額309億300万円で前年度当初予算と比較して14億4900万円、4・5%の減となった。国の補正予算により25年度事業を24年度に前倒しして実施することや、豪雨災害復旧事業が進んだこと、市立総合支援学校建設の完了などによる。
主な重点施策の保健・医療、教育・文化関係では、県立六日町病院に代わる新市立病院の建設に8億7500万円、養護老人ホーム魚沼荘の改築の用地買収、実施設計などに1億208万円、赤石小学校などの大規模改修に5770万円、市内全中学校教室への扇風機設置に1000万円、4月に開校する市立総合支援学校の運営に2185万円、現在進められているショッピングセンターRARA内への図書館整備事業に8億1750万円を計上している。
都市基盤整備では建設中の大原運動公園整備に7億5800万円、道路新設修繕関連事業に8億3578万円、22年度から実施してきている住宅リフォーム事業に8000万円、産業振興では「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ支部大会」開催誘致を目標としたグルメによるまちおこし推進に300万円など、行財政改革などでは消防庁舎訓練塔建設に2億549万円、災害時緊急伝達整備として「FMゆきぐに」放送難聴地域改善のためのアンテナ設置に2300万円、制度と定着してきた地域コミュニティ活性化事業は予算額を増額し7025万円を計上している。