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小出高校で医療専攻開講式

2018-05-13 | 18'魚沼市のニュース
信頼される医療従事者に



 県立小出高校(勝山宏子校長)では平成26年度に医療従事者育成を推進する医療専攻が開設され、今年度も4月27日には開講式と医療講演会が行われ医療専攻の本格的な取り組みが開始された。
 「医療専攻」は、魚沼基幹病院をはじめ、魚沼地域の医療従事者の育成を目的に設置されたもので、卒業後は看護師、保健師、臨床検査技師などの医療関係の仕事に就きたいと考えている生徒から選択してもらう。
 医療専攻では、必要な基礎学力を高校時代にしっかりと身に付けるための授業を行うことをはじめ、外部講師を招いての講演会、ディスカッション、医療現場での体験・見学のほか大学の看護学科、医療系専門学校などの合格を目標とした進学指導が行われる。
選択は2年生からで、今年度は4期生として25人の生徒が専攻。これらプログラムは主に総合的な学習の時間を利用して実施される。
 開講式で勝山校長は医療専攻が設置された背景、目的について説明し「医療の仕事は、人の命に直接触れる仕事である一方で、人の心に直接触れる仕事です。中途半端な気持ちでは絶対やり遂げることができない。それだけ、やりがいがあり誇りの持てる仕事です。将来、皆さんが地域の期待に応えて倫理観、使命感を持って、信頼される医療従事者となって地域に貢献してくれることを願っています」と生徒たちの今後の取り組みに期待をかけた。
 この後、生徒が「この医療専攻で医療に関わるときの心構えや人の命に関わる大切なことを学び、将来大切な人の命を助けられるようなフライングナースになりたい」、「医療専攻で医療についてたくさん学び、自分の将来に生かしていきたい」と、一人ずつ目標や意気込みを語った。
 開講式に続いては市立小出病院の布施克也院長が「魚沼地域の医療についての実態と今後の課題について」と題して講演した。

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