床下浸水などの被害
大型の台風18号の接近により、県内は9月16日に風雨が強まり魚野川が増水、魚沼市では家屋の床下浸水や農地の浸水、冠水などの被害があった。
魚沼市では魚野川の水位が氾濫注意水位を超えたことから同日12時に水害警戒本部を設置、内水位の上昇により浸水の危険性が高まったことにより13時20分に古新田(南新町)、佐梨明神町、栄町、中ノ島、四日町、羽根川1、14時に青島下、新道島、下新田、下島1、同2、徳田、桜又、竜光1、堀之内宮原町、川原町の17地区、695世帯、2187人に避難勧告を発令した。
これにより小出武道館、宇賀地小学校など5箇所の避難所に一時159人が避難したが、その後、水位が下がったことにより同日17時15分に避難勧告は解除された。
道路関係では道路の冠水などにより県道下倉小出線の四日町地内、小出橋、主要地方道柏崎高浜堀之内線の根小屋地内、県道虫野小出線の古新田地内で一時通行止めとなった。
魚沼市がまとめた17日現在の被害状況は、人的被害なし、建物被害は住家の床下浸水が10件、非住家の浸水が2件となっているほか、農林関係では堀之内地域で農地の浸水12・1ha、冠水12・3ha、小出地域で浸水4・65ha、冠水0・32haの被害があった。
魚沼市水害警戒本部は17日17時に解散された。