魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

落ち葉

2007-11-08 | 魚沼百景

313_1382_2紅葉が山から麓へと下りてきている中、小出郷文化会館を訪れると、すでに駐車場の樹木は地面にいっぱいに葉を落としており、冬が近づいていることを感じた。今年は特に残暑が厳しく秋の訪れが遅かったことから、例年になく短い秋になりそうである。


即売会や楽しいイベント

2007-11-08 | お知らせ

11日に六花園祭

魚沼市堀之内の知的障害を持つ人たちの施設「六花園」(中澤和雄園長)では恒例の「六花園祭」を1111日に行う。

 六花園祭では、堀之内中学校のブラスバンド演奏(1030分~)をはじめ、即売会、食堂バザー、模擬店(11時~)、マジックショー、絵手紙・リース体験、作品展示(1130分~)など楽しい催しが行なわれる計画。即売会では生味噌、豆菓子、加工品などや大根、野沢菜、じゃがいも、さつまいも、ひらたけ等が即売される予定で多数の来場が呼びかけられている。


記者日記

2007-11-08 | 小出郷新聞コラム

魚沼市須原の国指定重要文化財「目黒邸」が今年築210周年を迎え、魚沼市では1020日から11月4日まで「目黒邸秋のキャンペーン」を実施している。▼目黒邸の主屋は正面に入母屋(いりもや)造、千鳥破風(ちどりはふ)の玄関をもち、裏側には寄棟造の裏中門をもつ。桁行16間、梁間6間という国の重要文化財の民家の中で屈指の巨大な住宅である。建物の構造は上屋(じょうや)と下屋(げや)からなり、天井屋根裏の小屋組は二重梁を多く用い、柱、敷居、梁など木割りも太く、それらの組込み部分には釘を使わず、楔(くさび)を打ち込み建物の骨格をより強固なものにしている。また、太い上屋柱が厚い茅葺屋根の過重を支える、雪国独特の建て方をしている。このため210年もの間、風雨と3メートルを超す豪雪に耐え続けている。▼キャンペーンでは建築年1797年にちなんで期間中1797番目の来場者に豪華賞品を贈る「目黒邸210周年記念プレゼント」が実施され、1030日に1797人目の来場者に魚沼コシヒカリなどの賞品が贈られたところであるが、このほかにも目黒邸・目黒邸資料館・佐藤家の3つのスタンプを集めて応募すると抽選で10人に魚沼産コシヒカリが当たるスタンプラリー、目黒邸の囲炉裏で焼いた地元産焼きいものサービスが行なわれている▼1797人目の来場者を目黒邸前のベンチに腰をおろして待っていると、吹く風はさわやかで、紅葉の始まった庭園の木々がきれいで、それをしばらく眺めていた。訪れるなら今がいい季節である。また、隣接する目黒邸資料館では4日から、目黒家19代当主で画家の目黒勲さんの絵画展も開かれる。目黒さんは現在、東京都在住であるが、たびたび魚沼を訪れ創作活動を行なっており、今回の絵画展には魚沼の四季や、全国各地の風景を描いた水彩画約30点が展示されることになっている。築210年を迎える目黒邸と併せて鑑賞してみてはいかがだろう。