エッセイ・・落ち葉その2
東京都と埼玉県にまたがる狭山丘陵は、民家に近い里山として、昔
から生活に深くかかわっている。
今は深い森に覆われている谷戸も、人の手で丹念に作られた田ん
ぼだった。歩いていると、こんな山奥の方まで開墾したのだろうかと、小
さな石積みに、稲作に生きた生活がしのばれる。
又、なくてはならない日々の燃料として、楢やクヌギの雑木林が多く
ある。
私は、四季の変化が楽しめる散策に、友人たちとよく出かける。
春には芽吹きの初々しさ、夏は太陽を遮る深い緑、秋の黄色に染ま
った木々には思わず声をあげる。
冬になると、葉を落とした林の中は、柔らかい日差しがさし込んで明
るい。木枯らしが吹くような時でも、足元の落ち葉は暖かく、小鳥や小
動物、虫たちの寝床にもなるという。
その落ち葉は木々を育み、ドングリなどが実り、生きものの食べ物にな
る。
友人は、道端に落ちている葉っぱを裏返して「ヒノキかサワラか」など
とクイズを出す。
「これはサワラ」
「どうして」
「白い葉脈が×印で連続している、さわらない」と腕を交差する。
「ヒノキは」
「ヒノキは、ローマ字のYがつながっているので、ヒノキだわい」と散策
が続く。
時々、無残な杉林に出会うことがある。密集して植えられた木が倒
れ、その下の土がえぐり取られ、赤土がむき出しになっている。
枝打ちや間引きがされず、葉を落とさない常緑樹は、日が差さず、
暗くてじめじめし、小鳥の声も聞こえない。
大きな山崩れが起きないうちに、もう必要のない杉林などの植林を控
えて、自然の森に戻し、生きものや植物たちと棲み分ける時が来たのだ
と思う。
パソコンを変え、操作に苦労しているつつじです。
おげんきですか?
サワラとヒノキずっと前にハイキングしながら
つつじさんが手に取って教えてくださったけど今日しっかり覚えました。
『字が小さくて読みにくいよう』早く慣れてね。
またエッセイ楽しみによらせていただきます。
ようこそ!新しいパソコンにしてから勝手が
違って。四苦八苦です。
フォントのサイズが分からなかったので良か
った。
メールアドレスが、面倒なことになっていま
すので、別便でくださいませ・・・。
ちょっとした設定で、すごく使いやすくなります。
メールも、前と同じにできますよ。
ご無沙汰しております。
新しいパソコンにした事で、いいこともありますが、のんびりしていた古いパソコンにも未練があります。
最近不勉強で恥ずかしい次第ですが、何かの時は「どうぞお力を」
よろしくお願いします。