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高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、48年の歴史をもつ共同購入の会です。

グレープシードオイル

2015-06-10 09:00:00 | おすすめ品
★万能オイルです★

グレープシードオイル、お使いですか? 

ぶどうの種から作られるオイルですね。
種に含まれる油はわずかなので、
主にワインの産地などで作られています。

健康にいいと言われているのは、
コレステロールが0%、
主成分はリノール酸とオレイン酸、
ポリフェノールが豊富、ということもあるでしょう。

油とは思えないほどサラッとしていてクセもにおいもありません。
ドレッシング、マリネ、揚げ物、炒め物など万能です。
冷や奴にオリーブオイルをかける要領でグレープシードオイルをどうぞ。

ボディマッサージ用のオイルとしても……
頭の地肌のマッサージオイルとしても……
ちょっともったいない?!
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斉藤牧場の 牛肉じゃーきに!

2015-06-09 09:00:00 | 高知のいいもん
高知農業高校畜産クラブと斉藤牧場が
斉藤牧場の牛肉で作ったビーフジャーキー。
その名も『牛肉じゃーきに!』
なんと高知らしい命名ですね。


斉藤牧場は南国市白木谷の山の上の雑木林を開墾、
その傾斜をそのまま生かした牧草地で放牧しています。
だから、運動の足りた牛たちの肉はおいしいはず。

ジャーキーを食べてみると余分な脂分のない赤身で旨味たっぷり。

しかも着色料、保存料を一切使用せず
桜のチップで薫煙した本物の逸品。
製造は『農高ハム』などで人気と実績のある高知農業高校畜産総合科。
2月に道の駅南国 風良里 内にある直売所『風の市』でプレお披露目されました。

土といのちでも5月に企画して大人気でした。

畜産総合科農場長の萩原陽子先生曰く
私のハートを、熱く、強く高ぶらせていること。
それは「後継者育成」なんてレベルのことじゃないかもしれません。
スーパーで何気なく手にした農産物が、どんな経緯でここに並んでいるのか…
それぞれの物語を伝えたい。
食べ物への感謝、命のバトンを子どもたちに語れる
「お父さん、お母さん」を育てることが私の使命。
その食材たちの物語を聴いた子どもたちが、
未来の高知の農業を支えてくれ、守ってくれる。
このクラスの生徒たちにそれを託したい!キミたちなら絶対できる♪
そんな想いひとつで全力投球しています。

(道の駅南国 風良里 通信 第806号より転載)

そんな萩原先生のお話を
山愛会の総会で聴くことができますよ。
どうぞ、どなたでも自由にご参加下さい。
と き:6月21日(日)14:30-16:00
ところ:龍馬のうまれたまち記念館 2F和室
高知市上町2丁目6-33
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成清海苔店の秋芽一番摘み海苔

2015-06-08 09:00:00 | おすすめ品
「本物の海苔のおいしさを伝えたい」

成清海苔店が扱うのは、
噛みごたえがあり、
サクッと切れ、
口のなかでとろけるのが特徴の
秋芽一番摘みのみ。
※ 秋芽一番摘みって?
有明海の海苔養殖のシーズンは10月の種付けに始まります。
種付け後11月中旬ごろに、
まさしく一番初めに摘み取られる海苔のこと。
アミノ酸含有量が有明海産の中でも特に高く旨みがあり、柔らかい。

中でも全国最初に食味検査を導入した皿垣漁協の海苔は
ぜひ味わってもらいたい一品です。

焼きから、品質チェックまで、一人でこなす、代表の成清忠さん。
味付海苔や、ふりかけなどに使用する原材料も、
食品添加物、化学調味料を一切使用せず、
素材の味を大事にしています。

たとえばこんなものが・・・
◆寿司はね焼きのり
リーズナブルだけど旨い

◆カット焼海苔青のり混り
青のりの香りが広がる

◆味付けおかず海苔
1食分ずつの個包装

◆韓国風味付塩焼海苔
ごま油と塩のバランスが絶妙

◆味のりふりかけ
きな粉をまぶしたゴマ入り
今週提出の注文書で注文できます。
P4に記載しているのでお見逃しなく!


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柚子の花の後に考える

2015-06-07 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
5月になると柑橘類の花が咲き乱れ
山中が甘い香りに包まれます。
今年の柚子は表年のようで満開でした。


で、その後に訪れるのは農薬の匂い。
あちこちに農薬の入った
黄色いタンクを乗せたトラックを見かけます。


農薬を撒いているところに出くわすこともあります。


生産者は栽培指針に基づいて農薬を散布するのです。


見た目のきれいなものが欲しい
見た目のきれいなものは高く売れる
形がそろったものは流通させやすい

消費者・生産者・流通業者
3者3様の思惑があり今の農業形態がある

湿気と熱気でそこいらじゅう農薬の匂いがする中で
どうすればいいのか考える日々です。
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山菜の下ごしらえと調理方法

2015-06-06 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
 山の温泉宿から  ~人気レシピ~
津野町山岡利江です。

 “山が笑う”という季語がぴったりの新緑の季節になりました。
モミジ、ケヤキ、桜、椎(シイ)などの
新芽のハーモニーが素晴らしく、
まるで山全体が歓声をあげるかのようです。
風薫り、小鳥の歌声が絶えない気持ちの良い日々です。

 山菜も食卓に毎日のようにのぼり、
コシアブラ、ヤブレ傘、ウドなどの

天ぷら、木の芽和えなどは春のごちそうです。
今回は、今年はもう間に合わないですが、
山菜の下ごしらえと簡単な調理方法をご紹介したいと思います。

◇ イタドリ ◇
 
<下ごしらえ>
皮をむいて4~5cm長さにカットします。
☆保存する場合
ビニール袋に入れ、塩をたっぷりまぶして冷凍します。
1~2年は大丈夫です。
食べる時は、塩を洗って、水に浸し、
塩辛さ酸味が抜けるまで水を取り替えます。
☆すぐ食べたい時
皮をむいてカットしたら、
熱湯に5秒位くぐらし水に浸します。
赤っぽい色がパッときれいな緑色になったら、すぐ出します。
長くゆがくと、パリパリ感がなくなり、
酸味も抜けなくなる
かんでみて酸っぱくなくなるまで、
水を取り替えます。
約一日位かかります。

調理方法:
ごま油をナベに入れ、水切りしたイタドリを炒める。
お好み焼きに入れるふし粉を少し入れ、
砂糖、醤油又はだし醤油を入れ味付けする。
応用編:卵でとじる。
白和えにする。
ちらし・炊き込みご飯に刻んで混ぜるなど・・・・。

◇ ワラビ ◇

<下ごしらえ>
固い所は包丁でカットする。
灰汁又はタンサンを少し入れ、
茎が柔らかくなるまでゆがく。
水に浸し、苦みが抜けるまで水をかえるか
チョロチョロ水を出しておく。
調理方法:
ダシ醤油でさっと煮たり、
卵とじ、甘酢づけなどにします。

コメント (2)
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畑作入門一歩前 その9

2015-06-05 09:00:00 | 連載
小幡 尚

 夏季の野菜作りの準備に取りかかったのは、
3月の初めでした。
畑仕事のために休暇を取り、
丸一日、作業を行ないました。
その日の主たる目標は「フェンス」の設置でした。

 イノシシに畝を壊された時のことはすでに記しました。
その後、とくに対策を取っていなかったのですが、
この機に動物の侵入を防ぐ工夫をしようと考えたのです。

 畑の奥には竹林が広がっています。
そこの竹を支柱として使い、
市販されている「害獣」用の網を張ることにしました。

 最初に、専用のノコギリを使い竹を切り出しました。
(私の出身地である)北海道には竹が自生していません。
竹を切るのは初めての体験でした。

 これも前に記しましたが、私の畑は土が浅めです。
そのため、竹をきちんと立てるのはなかなかたいへんです。
それでも何とか竹を土に突き立て、
結束バンドやたこ糸を使って網を固定していきました。

 一日がかりの作業の結果、
不十分なものながら、
畑をぐるりと囲むフェンスが完成しました。
開放的な感じは減じてしまいましたが、
これで動物による害がなくなるのではないか
と思うとうれしくなりました。

 また、畝も新たに作り直しました。
最初に作った畝に比べれば、
ずっと畑らしくなったように見えました。
少しは土の扱いに慣れたのでしょう。

 この後、夏野菜への挑戦が始まりました。
手始めに、じゃがいもを植えることにしました。
じゃがいもは、畑を始めた時から、絶対に植えてみたい作物でした。

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野菜の花

2015-06-04 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
今の時期に見られる野菜の花
といっても実になる花ではありません。
野菜として食べる役目を終え、
次世代の種を残すための花です。

にんじん(セリ科)


イタリアンパセリ(セリ科)
同じせり科のにんじんと似てますね。


春菊(キク科)
花は食べられるとか・・・?


オカノリ(アオイ科)
こぼれ種から勝手に発芽し
何だか1年中畑に存在してます。


じゃが芋(ナス科)
紫の花もあります。
花のあとは、小さいトマトのような実をつけます。
じゃが芋は芋を植えて増やすので、この種は使いません。
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谷川農園の一こま 5月27日記

2015-06-03 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

うちのかわいいダイコンの花です。


白菜の自家採種。
品種はわが農園の定番葉物「白菜葉」に使う京都3号。


こういう春先に「乾燥」している年はたねとりには最適。
半分は仕上がりました。残りは追熟乾燥中。
タネコロに出すかも?です。

池公園の土曜市高知オーガニックマーケット「たねころ部会」では
8月・9月と野菜やたねについての勉強会を行います。
専門分野に深く入り込むのではなく、
ご来場の皆様に分かりやすい企画にしようと思います。
もしかしたら・・生産者の皆様の畑も訪問し、
自家採種のイロハなんかもできればと思います。

高知ではまだまだ固定種や自家採種については一般的ではありません。
在来種は県や生産者、地域の方の取り組みで少し知られてきましたが、
在来種とまでは言い切れないような・・・未調査のタネのたくさんあります。

こんなことを知りたい!!
こういう話が聞きたい!!
たねの交換会に参加したい!!

ご希望やご要望があればどんどん教えてください。
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リキッドクレンジングソープ 水の彩

2015-06-02 09:00:00 | おすすめ品
★ お気に入りです ★

リキッドクレンジングソープ 水の彩


3つの植物性せっけん成分をバランスよく配合した
せっけんベースのメイク落とし。
洗い流しタイプです。

せっけんベースだから濡れた手で楽々クレンジング。
ゆっくりお風呂で温まって毛穴を十分に開かせてから、
リキッドでやさしくマッサージ。
アロマの香りに包まれて
毛穴に入り込んだメイクも一日の疲れも
しっかりいっぺんにスルスルッと落とせます。

洗い上がりはつるつるすべすべ!
肌にぬるつきや油膜を残しません。

会員Hです。
今のお気に入りは「水の彩リキッドクレンジングソープ」です。
すっきりさっぱりとした洗いごこち。
落ちた!という感じがします。
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四国の谷筋のこと ~6月巻頭言

2015-06-01 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
理事長 丸井一郎です。

★ 四国の谷筋のこと ★
 
 もう35年ほど昔に、
愛媛大学で文化人類学を研究する
先輩同僚から聞いた話です。
その後関連の文献を調べてみても
ぴったり合うものが見つかりません。
あやふやな話で申し訳ないのですが、
この地に住んでみた実感と良く合うので紹介します。

 四国、とくにその山間には、
かつて何千という「谷筋の仕組み」があって、
そこで人びとは、ほぼ自給をしながら
何百年の時を過ごしてきた。
山の中腹あたりには段々畑が、
地形が許せばやがて流れ下る小さな水路と棚田が広がる。
尾根に近いところには材になる樹木が、
やや低く里山では薪やキノコや薬草や木の実などが、
畑と田んぼより下の谷川では鮎やウナギやエビやカニなどが
一年の巡りを通じて糧(かて)となる。
季節になればシシやシカもツグミなもとれた。
奥山も里山も野も畑も川も多様な資源を提供した。
 
 それより上にはもう自然林しかない棚田では、
森を抜けてきた水の恵み(ミネラルや有機質など)で、
あまり苦労せずに稲を育てることができた。
米の収量は十分ではないが、畑の芋(サツマイモ、田芋=里芋)や
陸稲(おかぼ)、アワ、ヒエ、キビ、タカキビ、豆類などを
上手に組み合わせて食した。
谷川には、文字通り果物が「あゆる(落ちる)」ごとくに、
アユ(あいのうお)が落ちて(=流れて)くる。
梁(やな)をしつらえれば大量に取れる(やなのせ)。
この谷の仕組みは、
わずかなタンパク質(塩づけや焼いたり乾燥した海の魚)と
手工業品(刃物など)を外から補充すれば、
ほぼ永久に持続できた。 

 屋敷は多湿で災害の多い川沿いよりは、
むしろ尾根に近く建てられた。
尾根つたいに行けば、川沿いの低湿地で難渋するより
快適かつ迅速に行き来ができる。
修験者などはこの尾根の道を活用した。
より広大な土地にまばらに居住地が散在する
日本列島の東部・東北部とは異なり
、四国では山間にあっても集落が一定の密度で見られた。
 
 ということなのですが、
これに加えて「お城下」など町(佐川や安芸や中村など)、
さらに湊(港)や浦々のことを考えれば、
土佐をはじめ阿波・伊予・讃岐の昔の暮らしが思い描けるでしょう。
「お四国さん」(四国八十八ケ所)の巡礼達も浦や町だけでなく
、山間に確実に点在する集落の人びとの援助を受けて、
無事に結願(けちがん)できたのではないでしょうか。
関東生まれの義父が生前に
「四国には、山間でもいたるところにちゃんとした百姓屋敷があるもんだ」
との感想を述べていました。
弘法大師はそのへんの条件をも見定めて、
千年以上持続できるシステムを創設したのではないか、
と考えたくなります。
ちなみに結願御礼「上がり」の高野山は和歌山県ですが、
昔の制度では、四国と和歌山(紀州)とで
「南海道」をなすとされていました。

 残念ながら今日では、自活し持続する
「谷筋の仕組み」は、絶滅しました。
近代化、産業化、開発主義(による地域間格差)のせいです。
とはいえ今日でも、かつての伝統の暮らしをしのばせて、
山と町と浦が出会うのが、
1690(元禄3)年創設の「土佐の日曜市」です。
観光化の弊害も(大いに)あるものの、
これは言うならば(少なくとも一部は)生きた民俗博物館です。

 今風の食材や食べ方ももちろん大切ですが、
私たちの生活の場である四国(土佐)の風土の中で
伝承されてきた食べ方暮らし方に学ぶことは、
大切な視点だと思います。
負荷(環境・エネルギー)の少ない、
持続可能で充実した暮らしを考える上でも。
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