あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

次々とネットの中に落ちてきた

2021-09-14 12:44:17 | 野菜・果物・料理など

 地面への落果をふせごうとネットをかぶせたポポーとマンゴー。

 思惑通りネットの中に落ちています。



 

 ここ2,3日木のそばに行くだけでふわっとポポーの匂いが。

 木の下に座り込んで、まず、地面に落ちたのはないか確かめ、次に上を見上げます。

 こちらのネットのは、重みで下へ落ちていました。 



 大きめのネットをかぶせたのは正解でした。見えやすいし取り出しやすいです。



 ナメクジが狙っているけどだいじょうぶ。アリ以上の大きい虫は入れません。 

 



 

 甥っ子が言うには、去年のは甘すぎた。今年の方が爽やかでおいしいと。やはり、落ちたら確実に回収しているからでしようか。

 ただ、数が半端なくて

 昨日





 今日



 売るには少なく食べるには多すぎる。 心当たりに配ってはいますが、もっとちょうだいという人はほんの少しで・・・・

 

 来年は小さい実は早くに落としてしまおう。どうも大小の格差が大きすぎます。

 もうひとつ、ネットをかぶせていた果物。マンゴーはとても立派なのができました。

 お天気が続いた後収穫したのは、おいしかったそうです。じつは、わたし、立派なのを食べてません。

 手のひらより大きいの。



が、  

小さいのもたくさんあって

今は小さいのばかり味見しています。晴れた日が続いたときに熟れたのは甘かったです。 しかし、困ったことにー
 

 分かります?油断するとネットの中でミイラになっているんです。欲張って小さな実を残すより、摘果して大きい実を残す方がいいと、やっと納得した私です。 

 今からポポーの消費手段を考えます。

 始めの頃はペースト状に下のを冷凍していたのですが、やはり出始めより最盛期の今の方がおいしいので、改めてペーストを作りました。実だけを取り出すのが意外とめんどうくさい。種が多すぎます。



 種の周りに薄いゼリー状の膜があって、ここまでしっかりと食べると苦みを感じるんです。なので贅沢なようですが、おおざっぱに種を取ります。いいのいいの、捨てるよりはマシでしょう。

 まず、以前に作った、火を使わないプリン。

 牛乳とポポーの果肉を半々に混ぜ、冷蔵庫で冷やすだけ。

 おかしい? 前はかたまったのに、今回は固まりません。分量の問題かな?

 次にミックスジュース

 バナナ半分、リンゴ4分の1 ポポーI個分くらい 牛乳



 ミキサーにかけます。

 


 味は、ええ~と、ミックスジュースなのでそれなりにおいしいんですけど

 ポポーの味が・・・・しない? ポポーを使う値打ちがあるのかなあ。

 甘みは素材の甘みだけなので蜂蜜を加えてみたら、今度は蜂蜜の匂いしかしませんでした。

 いやあ、そのまま食べるのが一番かもしれないけど、それじゃ消費量がしれていますから、やはりおいしいミックスジュースの分量を開発して孫たちにも飲んでもらわなきゃ。

 それと、あと二つ三つアイデアがあるので、また後日レポートします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お気に入りの場所 2

2021-09-13 20:48:54 | 生き物

 もう一つお気に入りの場所があります。これも秘密でも何でもなくて、山際の細い道を数十メートル歩くだけの場所なんですけど。

 道ばたに車を停めていたらパトカーが通りかかりました。路駐ですがおとがめ無し。そのまま山へ行ってしまいました。どこまでパトロールに行くんでしょうね。

 山際に小さな水路があってその横に細い道があって、平地では見られない草花があって・・・ この道に来ると、子どもの頃母方の祖父の山で遊んだ記憶が甦ります。山には桃や柿、みかんが植えてあって、母はわたしたちを連れて収穫の手伝いに行っていました。歳の近い従姉妹4人、坂を袋を敷いて滑り降りたり,高い所から下の道に飛び降りたり、さんざん遊びほうけて疲れ果てて、山道を歩いて帰るのです。道案内するように先先を飛んで行くハンミョウを追いかけたり、リンドウの鮮やかな紫に足を止めたり・・・山道は田園地帯にはない虫や植物があって、楽しかったです。なんて平和で幸せな子ども時代だったのでしょう。                                

 一日働いて疲れた体で、弟をおんぶして歩く母のしんどさなど想像もしませんでした。母は、朝、山に登って、昼過ぎに学校から帰って来る私を迎えにおりて、私を連れてまた山に登ってと、弟をおんぶして何度も行き来したんだそうです。それを聞いたのは母が亡くなる直前のことでした。

 キンミズヒキ

 





 

 シロバナのゲンノショウコ

 



 

 こんなにかわいいんだぁ

 赤花のゲンノショウコは蘂がこんなに華やかだったかな? 比較してみたいのだけどぼけぼけの写真でよく分かりません。

 

 

 一見ミズヒキソウに似ているのですが、よく見るとハギに近いです。

              追記 ヌスビトハギの花でした

 

 ヒヨドリバナ、ですね? ここにアサギマダラが来てくれるといいんだけどなあ。





 

 葉っぱがカラムシソウに似ているんですけど、花穂が紐のように長い。

 





 マクロで写してみるとおもしろいですね。

 名前がわかりません。葉っぱはヤマイモのようなんですけど。




 かわいい花ですが、これからどうなっていくのでしょう。


 みーばあさんが調べて下さいました。タチドコロのようです。これは雄花。

 お!カエル君発見




 今年何回見たかしら? 初めてかも。昔は窓にいっぱいへばりついて飛んでくる虫を食べていたカエルは、今、家の周りにはいません。去年まで聞こえた鳴き声も聞こえないんです。あまりにも減りようが激しいので気がかりな生き物です。

 

 おもしろい瞬間にも出会えました。

 
 ちょうどわらわらと散らばっていくところでした。



 正真正銘「クモの子を散らす」場面でした。

 大人のクモは、ミズヒキソウ2本をくくりつけようとしていました。

 

 ここのミズヒキソウは全部ピンクです。



 ハチかな? 幸せのブルービーって、こういうハチで体がブルーでしたね。

himesijimiさんに教えていただきました。ハチではなくて、ハチに擬態した蛾だそうです。ありがとうございました。以下、追記で名前を書いておきます。



 真っ白い蛾。蛾を嫌う人も多いですが、なかなかきれいな蛾もいますよね。

追記  ギンツバメのようです。名前もカッコいい。



 こちらはうんと派手ですが、何の仲間かな?

 追記  ヤマトシリアゲ メス

ほんと! よく見るとおしりを上げています。



 この日もいろいろな植物といろいろな生き物に出会えました。ほんの一時、穏やかな時間が過ぎていきました。

 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お気に入りの場所

2021-09-12 15:18:48 | 植物
 別に、へんぴな場所でも秘密の場所でもありません。桜三里の途中にある広場、レストパーク。 トイレがあって、ベンチがあって。休憩ができる広場です。松山市から帰る途中、ちょうど疲れて眠くなる場所。
 ここにはうちの周囲で見られない植物が生えています。私にとってはささやかな「非日常」の場所なのです。
 
 久しぶりに桜三里を越えた日、ミズヒキソウがどうなっているかなと寄ってみました。去年はほんの数本しかなくてこのまま絶えてしまうのではないかと心配したのですが、今年はたくさん咲いていました。
 
 
 
 一つ一つの花はとても小さいのに、はっきりとした赤で、ぴりっとした感じがするのが好き。

 
 横から見ると雌しべがくっと伸びおもしろいですすねえ。
 
 
 ウバユリが1本あったんだけど・・・・
 ありました。実ができて倒れていました。これも絶えないで欲しい。



 足元にあるのはヨモギと三つ葉?
 
 もう一つ捜し物があります。それは「アカネ」根っこで染めるときれいな夕焼けの色になる植物です。
 
 それが、ない・・・・
 去年ここで見つけたときは本当にうれしかった。まさかまさかってね。
 
 こういう所に縦横に蔓を伸ばしていたのですが、1本もありませんでした。
 
 


 
 ここは草だらけですが、駐車スペースより一段と高くなっていて、一応遊歩道になっています。なのでときどき除草剤を撒かれるんですよ。多分ブロックとブロックの隙間に生えた草を退治するためだと思いますが。
 以前、どうせ枯らされるのなら、と,3本抜いて帰ったミズヒキソウが今も家で咲いています。アカネも抜いて帰ればよかったなあ、と後悔しました。アカネなんて、興味のない人にとっては雑草に過ぎないから・・・・そんな思いで端まで丁寧に見ていったら
 
 ありました! ほんのちょっとですが。
 
 
 この四角い茎が特徴ですね。
 
 
 でもこれだけでは来年も生えるかどうか。私は反対側の端っこまで行って見ました。いろいろ名前の分からない草があっておもしろかったです。
 
 たわしみたい。
  ミズタマソウ?


 
 
 これなに?
 


 ハギに雰囲気は似ているのですが、小さな植物です。これはたくさんありました。
 
 
 ええ~花のアップなんですが
 
 
 
 どれもこれもぼけちゃって・・・・わたし、寝ぼけていたのか? ぼんやりと見る限りハギのようなマメ科植物ではないですね。
 
 
 これは? ノブドウではありません。ノブドウの間から伸びているーヒヨドリソウかなあ。花の感じが違いますよね。
 
 
 
 
 白い花でアザミのような葉で、ノゲシみたいなの。
 
 
 
 白いミズヒキソウと言っていいのかな? あわいピンクが優しげ。
 


 
 マタタビがありました。
 今までこの白い葉にどうして気づかなかったんでしょう。
 
 
 実もなっています。


 
 赤花のゲンノショウコかな? 
 気がかりなのは、ここは除草剤を撒かれる場所なんですよね。
 
 
 残念、ぼけています。後日ちゃんと写せてなかったことを後悔する羽目に。
 
 
 そして最後に、アカネがかたまって生えているのを見つけました。よかった、よかった。
 
 

 
 
 ああ、やっぱりすてきな場所です。いろいろ見ているうちに眠気も吹き飛んで、このあと元気に運転して帰りました。
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しいチョウ! ではなかった

2021-09-10 23:37:08 | ガーデニング

 草刈りの準備をしていたらチョウが飛んできました。

 
 タテハ? ツマグロヒョウモン?

 
 横向いてくれないかなあ。羽の裏を見ないことには。

 
 地味な枯れ葉色。色からしてキタテハかな?



 
 ツマグロヒョウモンは 


 横から見ても模様がくっきりですから。
 
 そう思っていたのですが、写真を拡大してあれ?と思いました。
 まん中辺りに白い L の模様がある。これってもしかして?
 
 
 エルタテハかなと思ったんです。
 
 こちらは落ちたポポーにやってきたタテハチョウ
 
 
 横から見ても、羽裏にL模様はありません。



 エルタテハだとしたらすごい!
 でも、わたし、最近思い違いが多いから・・・・ちゃんと調べよう。
 
 かなりの時間をかけて検索しました。
 
 エルタテハ 分布(これ大事、地方によって生息してない場合もあるから)・・・本州中部以北 北海道 あらら
 まれに近畿以西でも見られる。
 ほんと?! じゃあ、私が見たのは稀なチョウ?
 
 食性 シラカンバ ダケカンバ ダケカンバ・・・北海道でこの林を見たけど、この辺にある木ではない。
 
 表の羽の模様も少し違っているみたいだし(エルタテハには表のまんなかあたりに白い斑点があります)
 と言うわけで、念のためキタテハの画像を見たら
 ほとんどのキタテハに白いLの模様がついていました。
 
 ああ~ 超レアな蝶ではなかったのか。私の場合、最初の直感を信じた方がよいみたいです。昨日のハチだって、巣がアシナガバチだと思ったのにスズメバチだなんて書いちゃって・・・・
 
 次の日、うちに変わった蝶が飛んできました。地面がしめってたので吸水しているようでした。
 
 多分イシガケチョウ。 今までにたった1回しか見たことがありません。こちら   
 
 
 この辺では珍しいチョウと言ってもいいと思います。



 空振りに終わったエルタテハですが、ついでにこの辺りで見た他のチョウの写真も載せておきます。というのも、チョウの中には限られた植物しか食べないものが多く、その食草が何らかの理由で減ったり消滅したりすれば、それを食べるチョウも生きていくことはできません。
 いろいろなチョウが見られると言うことは、チョウにとって生きやすい環境であるということで、言い換えればその土地の植物が多様であると言うことなのです。
 
 うちの方で見られるチョウ
 
 ベニシジミ
 
 
 
 ヤマトシジミもいますが、今年は写真を撮っていません。ムラサキシジミは滅多に見ないけど、いることはいます。
 
 最近よく見かける黄色いチョウ。 キタキチョウ? 
 


 他にも、ナミアゲハ、キアゲハ、ナガサキアゲハなどの大型チョウもいます。
 
 山で出会ったモンキアゲハ。これはまだ羽がきれいでした。
 




 なんだかかっこいい。
 
 ひらひらと飛ぶチョウは見ているだけでも癒やされますが、たくさんの植物がその生存を支えているーそのことがうれしいです。
 農業の盛んな地域ではありますが、チョウが生きていける環境を残しておくことも大事だなあと思いました。
 
 
 
 
 
 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あぶなかったぁ~

2021-09-09 14:47:04 | 生き物

 ついに草ぼうぼうの畑の草刈りに手をつけてしまいました。 大型の乗用草刈り機が壊れたとかで夫は動いてくれません。刈り払い機でやったらいいのに・・・・わたしは腹を立てています。

 どうも橙の木らしいのですが、蔓に覆われてかわいそうなことになっていましたので、木の周りだけでも何とかしようと思います。写真右の方。

 手前の草は



 こんなに背の高い草が生えています。調べたのですが名前が分かりません。わりとよく見る草なんだけど。茎が固くてなかなか手強いです。

 他にもセンダングサやヨウシュヤマゴボウ・・・木の幹のように太い茎を、電動の草刈り機で切って切って切りまくり・・・・

 草むらから次々とバッタが飛び出してきます。 

 ごめんね、ここでは農家の経済活動優先なのよ。

 

 なんとか橙の木にたどり着いたところで、根元の蔓を切るーそんな作業を繰り返していたとき

 頭の周りでぶんぶん飛び回る羽音が聞こえました。

 なに?

 ハチの羽音です。それも大きい・・・・ スズメバチかもしれません。スズメバチは今の時期子育てで気が立っているので凶暴になるとよく聞きます。

 わたしはしばらく動かずにいました。帽子の裏が黒いのはまずいなあ。スズメバチは黒い色を攻撃してくるんだとか。昔黒のワンピースで授業をしていたらスズメバチが飛び込んできて私の周りをぐるぐると飛び回ったことがありました。じっとしていたらどこかへ行きましたが、結構しつこかった・・・・

 とにかく動かなければ何もしないでしょう(多分)

 ハチはすぐにいなくなりましたので、そっと辺りを見てみました。

 あるある。

 





 
 

 キイロスズメバチ?

 訂正 オオスズメバチかもしれません 

アシナガじゃないよね。でも巣の作り方がアシナガバチそっくりなのでちょっと迷いました。けどハチが鎧でも着ているように強そうなので、アシナガじゃないですね。

 再度訂正 いや、やっぱりアシナガか? 体の模様が。それにしては身体が大きい。見慣れているはずのハチなのに、どうも確信が持てません。

 
 
 
 私の知っているスズメバチの巣ってこんなんだったと思うけど。

 



 ソフトボールくらいの小さい巣です。弟が言うには、巣を作りかけて途中で放棄してしまったのではないかと。

 草むらの巣は、これから周囲をボールみたいにしていくんでしょうか。

 ともあれ、危なかった。私はこの巣から1メートルも離れてない場所で絡みついた蔓を引っ張って木ごと巣を揺らしていたのですから。まさかこんなところに巣を作るとは思いませんでした。群れはまだ小さいけど、それでも襲われたら大変なことになっていました。

 そんなことがあった翌日、ポポーに袋をかけようとして、何者かに指を噛まれました。

 あいたたた・・・・ 思わず振り払ってその辺りを見たけど

 何もいません。 噛まれた指は?

 傷跡もない。だけど痛かったのはたしか。

 ムカデ? いや、それだと跡が残るでしょう。指もすぐに腫れてくるはず。で、私の想像ですが、クワガタではなかったのだろうかと思いました。振り払ったとき、下には落ちずそのまま飛んで行ったということも考えられます。

 ともあれ、今の時期、もっともっと用心しなければ、と反省したのでした。そして早速ネットつきの帽子を買って来ました。

 



 ジャングルハットって・・・・・

確かに私は草のジャングルをかき分け、ポポーの木の下をくぐりしてますけど、あまりにも今の状況にぴったりなので笑ってしまいましたわ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の気配

2021-09-08 00:15:28 | 植物

 ガソリンを入れに行って、割引サービス券を使おうとしたら、1日前で期限切れでした。うっそ~、1回入れたガソリンが1ヶ月も持つはずない、とレシートを確かめたら、本当に8月は1回しかガソリンを入れてなかったのです。いかに出かけることが少なかったか・・・おかげで8月の家計は黒字でしたわ(ささやかな、ね)

 7月に笹倉湿原行きを達成してから、山へも出かけていません。でも、紅葉の頃になったら行きたい山があるので、また足腰を鍛えておかねば。8月はちょっと気が抜けて雨も重なって、ウォーキングの歩数までもが4月に逆戻りでしたから。

 久々の丹原総合運動公園。



 

 西条市には合併前に作られた運動公園が4つありますが、そのうち二つは海近くの平坦地にあります。あと二つ、小松中央公園と丹原のここは、山の斜面を利用した遊歩道があってウォーキングにはちょうどいいところ。

 いろいろな植物が実をつけていて、はや秋の気配でした。

 ドングリの若い実





 山栗。まだ割れないまま落ちていました。

 

 
 誰かが目印を落としていったような並び方



 これはシイの実かな? 





 写真では見たことがありますが、若い実の実物をみるのは初めて。母がシイの実が好きだったので落ちた実はよく拾いに行きました。が、未だにどんぐりかシイの実か迷います。

 この公園はいつ来ても草が多くて

 



 市内中心部の美しく整備された地区といつも比べてしまいます。なんとなく不公平感がある・・・・その分野趣にあふれた植物が多くて、私自身は楽しんでいます。

 これは多分植えられたものだと思うけど 

 

 




 ハギ・・・ですよね。うちのミヤギノハギにくらべるとずいぶん繊細な感じ。

 丈の低い木にはほとんど蔓が絡みついていました。

 この蔓、初めて見たかも。

 



 

 花がかわいいんですよ。

 



 これが実かな?


 

 私の好きなスズメウリ。



 


 青い実をつけた木

 



 多分ネズミモチだと思います。

 その横にあるのは?

 







 この後どうなるのか、ちょくちょく来ないといけませんね。

 

 シオカラトンボではなく、こんなトンボを見ると秋を感じます。

 



 

 うつむいて階段を上っていたら、おもしろいものを見つけました。

 
 
 本で読んだけど、実物は初めてかも
 

 
 中に虫が入っています。そばには切り取られた葉っぱ。


  

  ハマキチョッキリ、あるいはオトシブミ? 上手に葉を丸めて巣を作るんですね。だけど通り道に落ちたのでは踏まれてしまうよ。

  ほんの20分ほど歩いただけでしたが、風が爽やかでした。秋はひっそりとそばにいています。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポポーが~

2021-09-06 01:21:47 | 野菜・果物・料理など
 先日産直市に行ったとき、ポポーが並んでいるのを見つけました。毎年1軒の農家さんが出荷しています。
 
 「あれ~、もうポポーが熟れる時期? 早いなあ。」
この時点で、ポポーにネットをかけている途中でした。それから雨が2日ほど降って 雨が止んだ次の朝、行って見ました。
 
 うわあ~
 
 
 1本の木は全滅でした。落ちてからかなり日がたっているように見えました。でもわたし、ほんの2,3日行かなかっただけで、様子は見に行っていたのです。この前は一つも落ちていなかったのに。
 
 
 もう1本の木の根元にかたまってあるのを見たら、摘果した実を固めて捨てているように見えました。こちらは落ちてからまだ間がないような色をしていました。

 
 もちろんそうではなくて、一度にたくさんの実が落ちたというだけです。それにしても多い・・・
 
 他の木の実は落ちていませんでしたから、この2本だけ。早生だったのかしら?
 ポポーは2種類以上の木がある方が実がつきやすいらしいので、うちもそうしています。
 
 落ちてない実はこんなに美しいのに。
 

 
 もう残念でなりません。まだきれいな実を拾って、そのまま弟宅に届け物に行きました。義妹に熟れたマンゴーと、触っていたら落ちてきたポポーと、ゴムの枝を(アレンジ用)を渡しました。 そして今朝の惨状を話して拾ったのを見せましたら、
「うちは全然平気。傷んだところは除けて食べるから。」と言います。私も少々の虫食いなどは切って捨ててきれいなところを食べるのですが、彼女は都会育ち。
 よかった、おおらかな人で。
 
 それからあちこち寄り道をして帰りましたのでかれこれ半日、ひろったポポーを車に乗せておりました。夕方車から降ろして並べてみました。
 
 
 
 早くも皮が黒くなってしまっています。皮を剥いてみると、かなり柔らかくなっていました。



 この黒いところやゼリー状に柔らかくなっているところを切り捨てます。
 
 
 
 なんと痛みの早いこと。これが、ポポーが市場に出回らない、「幻の果物」と言われる所以です。
 
 傷みやすいのは表面だけでなく、味も変わりやすいようです。もぎたてを食べるとバナナとマンゴーとをミックスしたような香りと、ねっとりとクリーミーな食感が楽しめるんですけど、苦みが出てきたのがありました。
 大量のポポーをどうしたかは後日書くことにして、まずはネットかけを急がなくては。
 
 ポポーは丈夫でほとんど手間の要らない果物です。うちは草を刈るくらいで、農薬も撒いてません。だけど、ネットかけだけは欠かせない、と自己流の栽培ですが、考えています。
 
 
 
 なぜネットをかぶせるかー
 ポポーは、完熟かどうか見分けがつきにくく、採り時がむずかしいのです。完熟するとすぐ地面に落ちて、柔らかい身が傷だらけになります。おちたらすぐさま虫が寄ってきます。おいしいのでしょうね。 去年は毎日見に行って落ちたのを回収していました。でも、落ちたのはどうしても傷つきます。そこで今年は、マンゴーとおなじように,実がネットの中に落ちるようにしてみました。まだ全部かけ終わってないときにこの有様。熟れだしたら1日も待てません。
 
 
 虫に食われないためーではありませんので、ざっとかぶせて上の方の枝に紐を結ぶだけ。ネットも何種類か使ってみましたが、上を紐でしぼるこのタイプが一番簡単でした。
 
 ぽぽーは丈夫で害虫の被害も少ないとは言いますが、去年イラガに刺されたので、木の下に潜り込む前に一応確認しておきます。
 


 けっこう何者かに喰われているんですよ。
 病気も少ないとは言いますが、皮の汚くなったのもあります。
 


 そして一番ひどかったのは、ネットの中で、まだ木にくっついたままミイラ化したこの実。
 
 


 どういう具合なんでしょう。
 
 このように手間暇かけても、販売するわけではなし、これからどうやって消費するか考えていかなくてはなりません。




 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月の花

2021-09-03 19:08:07 | 植物
 今年は1ヶ月ずつまとめて、咲いた花を紹介していますが
 
我が家に花がありません!
 
例年なら花盛りのサルスベリは
 
月末にようやく下の方が咲き始めたばかり。
 
 
 
 
 
 
ノボタンは全く咲かず、
 
ダリアが、これも月末にようやく1輪咲きました。
 
 
 
 そのそばにある2種類のサルビア? セージ? 名前を忘れてしまって分からないのですが、一つはやたらと背丈が高くなって花が咲かないので切ってしまいました。そうしたら、陰からもう一つのが顔を出しました。わたしはこれがお気に入りなんです。色もいいしたくさん咲くし・・・
 
 
 左下にルコウソウが絡んでいますが、まだ花が咲きません。そういえばマルバルコウソウもあまり咲いているのを見かけませんね。
 
 
 レインリリーの咲き残り。種がいっぱいできました。
 
 
 
 オシロイバナは元気です。孫たちが遠慮なくちぎって遊んでいます。去年はむずかしかったパラシュートも、今年は上手に作れるようになりました。






 
 
以上!
 
 
 
 と言うのではちょっと寂しいので、野山で見つけた植物も紹介します。花ばかりではありません。
 
 山道に落ちていた見慣れない実
 
 


 
 イヌビワですかね?
 
 早くもアオツヅラフジ

 
 
 そうそう、7月に見つけた白いひょうたんのような花。大きな実がなっていました。

 
 たまたま、この畑の持ち主に会いましたので聞いてみましたら、やはりみーばあさんの教えてくださったように「かんぴょう」でした。食べることもできるけど、かぼちゃや西瓜の台木にするんですって。来年のために、今年は種を取るんだそうです。
 
 
 それから夏に咲く2大残念な名前の花といえば?
 
 まずヘクソカズラですね。
 
 こんなにかわいいのに

 
 
 とにかくそばの木を覆い隠すほど茂るのと

 
 臭いにおいで嫌われていますが、一番臭いのは金色の実。花はむしいい匂いだと思います。



 この下には南天の木があったのですが、夫が南天ごと切ってしまいました。確かにヘクソカズラだけ切るのはややこしかったとは思いますが・・・・ねえ?


 もう一つ、その名もずばり「クサギ」
 葉に独特の匂いがありますが、花にはむしろ芳香が。


 
 これも可愛いでしょう? これから青い実がなりますが、それもきれいです。
 

 
 
 クサギは最近増えてきて、しかもけっこう大きくなります。そこへ大型のチョウがやってくるのです。

 
 この日来たのはモンキアゲハ

 
 でも羽がぼろぼろでした。
 
 最近増えてきたなと思うのがもう一つあります。
 
 タカサゴユリ

 
 これは高速道路の法面に生えていたもの。フェンス越しに写しました。

 
 タカサゴユリの特徴はこの紫がかったラインだそうですが、テッポウユリとの交配でラインのないのもあるそうです。



 テッポウユリはもうすこし幅広の葉っぱなのかな?
 
 8月はずうっと晴れが続いてつぎはずうっと雨で、植物にとっても生き物にとってもいい環境じゃなかったのではないでしょうか。人間も疲れましたもの。
 
 
 
 












 
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メダカの観察

2021-09-02 15:13:36 | 生き物

 孫たちが水遊びをしている傍らで、わたしは毎日毎日メダカを眺めていました。本当は草引きでもしたらいいのだけど・・・

 

 タマゴからメダカが生まれる瞬間を見たい。

 

 けれど、藻についている丸い玉のどれがメダカのかわからない。そこで、広口瓶にオオサンショウモを一株だけ入れて、観察してみました。

 晴れた日には空気の泡をいっぱいつけています。

 

 
 どれがメダカの卵なんでしょう。
 
 お! あやしいのがある。



 まん中の白い不透明な卵。曲玉のようなものが見える気がする・・・ その右のは中になにかはいっているようだし、左上のも、それの右上のも。

 

 これなんかどう?



 ただ、モノアライガイの卵もくっついていて、区別がつかないんですよね。

 お断りしておきますが,以下の写真は、同じ卵を継続して観察したものではありません。スマホで手持ち撮影ですのでピントが甘いのもありますし、

 こら!ばあちゃんに水がかかったよ。

 なんて目を離すと、もうさっきの卵がどれだったかわからなくなったり

 
 
 これがね、メダカなのか貝なのか

 
 
 
 そのうちに、はっきりとメダカと言えそうなのを見つけました。



 8月24日

 あ、うごいた! 動画ってどうやって挿入したらいいのかな? 残念ながらお見せできませんが。

 連続写真で変化がわかるかも。9月1日にとったのがわかりやすいのでこちらを紹介しますね。

 17時3分・・・この時間に何やってるんだって思いますよね。

 
 17時5分

 
 17時7分
 
 

 
 17時8分


 目の位置が微妙に変わっているのがわかるでしょうか。動画で撮ると、小さな小さなバクテリアみたいなのも動いていますし、途中、何だかわからない虫が泳いできたりして、水の中って謎の世界です。

 

 モノアライガイも、ゼリーのような中から出てきました。これも動画撮影したんですけど、これは別々の写真

 




 
 上のは宿題に付き合うために家の中に持ち込んだので、テーブルの色を反映しています。

 けれど、メダカが泳ぎ出す瞬間は見られませんでした。いつの間にか細い細いのが泳いでいるんです。

 



 

 一度だけ、水に藻を入れたとたんにメダカが泳ぎだしたことがありました。あれが、小魚になった瞬間だったのでしょうか。 

 



 お腹がぷっくり。まだ卵囊をつけているようです。

 

 生まれたばかりのメダカは透き通って、今まで見たこともないほど小さなものでした。これを見て思ったんです。今まで親メダカの水槽でみつけたのは、生まれてしばらくたって、よく見えるようになった子メダカで、実は生まれてすぐに親メダカに食べられたのもたくさんいたのではないかと。 

 弱々しい子メダカをかなり大きくなった兄弟たちのいる瓶に入れるのは忍びなくて、あらたにバケツでも飼い始めました。保育園でいえば、0・1歳児クラス。 瓶の中は2~10歳くらいまでかな。

 

 メダカにもせんしょなのがいまして

  ※ せんしょーこの辺では、かる~くいじわるでケチで欲張りのことをいいます。 

 他のメダカがえさを食べようとすると攻撃して追っ払ってしまうのがいるのです。そろそろ中高校生用の水槽を用意しないといけないかもしれません。

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする