別に、へんぴな場所でも秘密の場所でもありません。桜三里の途中にある広場、レストパーク。 トイレがあって、ベンチがあって。休憩ができる広場です。松山市から帰る途中、ちょうど疲れて眠くなる場所。
ここにはうちの周囲で見られない植物が生えています。私にとってはささやかな「非日常」の場所なのです。
久しぶりに桜三里を越えた日、ミズヒキソウがどうなっているかなと寄ってみました。去年はほんの数本しかなくてこのまま絶えてしまうのではないかと心配したのですが、今年はたくさん咲いていました。
一つ一つの花はとても小さいのに、はっきりとした赤で、ぴりっとした感じがするのが好き。
横から見ると雌しべがくっと伸びおもしろいですすねえ。
ウバユリが1本あったんだけど・・・・
ありました。実ができて倒れていました。これも絶えないで欲しい。
足元にあるのはヨモギと三つ葉?
もう一つ捜し物があります。それは「アカネ」根っこで染めるときれいな夕焼けの色になる植物です。
それが、ない・・・・
去年ここで見つけたときは本当にうれしかった。まさかまさかってね。
こういう所に縦横に蔓を伸ばしていたのですが、1本もありませんでした。
ここは草だらけですが、駐車スペースより一段と高くなっていて、一応遊歩道になっています。なのでときどき除草剤を撒かれるんですよ。多分ブロックとブロックの隙間に生えた草を退治するためだと思いますが。
以前、どうせ枯らされるのなら、と,3本抜いて帰ったミズヒキソウが今も家で咲いています。アカネも抜いて帰ればよかったなあ、と後悔しました。アカネなんて、興味のない人にとっては雑草に過ぎないから・・・・そんな思いで端まで丁寧に見ていったら
ありました! ほんのちょっとですが。
この四角い茎が特徴ですね。
でもこれだけでは来年も生えるかどうか。私は反対側の端っこまで行って見ました。いろいろ名前の分からない草があっておもしろかったです。
たわしみたい。
ミズタマソウ?
これなに?
ハギに雰囲気は似ているのですが、小さな植物です。これはたくさんありました。
ええ~花のアップなんですが
どれもこれもぼけちゃって・・・・わたし、寝ぼけていたのか? ぼんやりと見る限りハギのようなマメ科植物ではないですね。
これは? ノブドウではありません。ノブドウの間から伸びているーヒヨドリソウかなあ。花の感じが違いますよね。
白い花でアザミのような葉で、ノゲシみたいなの。
白いミズヒキソウと言っていいのかな? あわいピンクが優しげ。
マタタビがありました。
今までこの白い葉にどうして気づかなかったんでしょう。
実もなっています。
赤花のゲンノショウコかな?
気がかりなのは、ここは除草剤を撒かれる場所なんですよね。
残念、ぼけています。後日ちゃんと写せてなかったことを後悔する羽目に。
そして最後に、アカネがかたまって生えているのを見つけました。よかった、よかった。
ああ、やっぱりすてきな場所です。いろいろ見ているうちに眠気も吹き飛んで、このあと元気に運転して帰りました。
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