あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

白い葉いろいろ

2011-08-10 01:12:50 | 植物
 夏になると白い葉が現れてすがすがしいハンゲショウ
 
 

 ハンゲショウー夏至から数えて11日目、暦でいう「半夏生」の頃に葉が白くなることからそう呼ばれているそうです。葉の一部がべったりとおしろいを塗ったように白くなることから「半化粧」ともいうそうです。
  
 本当に半夏生=7月2日頃白くなるのかな?

 実際は夏至の頃にはすでに白くなっていました。



 白くなっていくのは、葉の根元から。緑の海へ、くっきり、はっきりと白い波がおしよせるように。
だからある日突然白い葉が出現したように見えますが、それがもとの葉に還っていくときは

 

 やや薄緑色の葉があるのがわかるでしょうか。 全体がうっすらと緑になって、その緑が色濃くなっていくようです。 だからいつの間にか白い葉が消えている

 花の咲くころに葉が白くなるのは、この葉で目立たせて虫をおびきよせるためだとか。
桜三里のマタタビもこのころに突然白い葉が現れて存在をアピールしています。高い杉のてっぺん近くまで這い登ってそれは見事な株があるのですが、今年は通りすがりに眺めるだけでした。

 夏に葉が白くなるわけはわかりましたが、新芽の頃に白くなる葉は何のためなんでしょう。

 話題が古くなりますが、4月の初めころ



 遠目に花かと思い近くまで行ってみたら、それは柳の葉だったのです。 近くにいたおじさんの話だと、真っ白になるのは新芽の時期だけ、やがて緑になるのだそうです。
 今ではすっかり緑になって、目立たない平凡な木になっています。

 うちの斑入りの柳は新芽の時は緑で、少し経つと白い斑が入ります。





 ややこしい・・・植物の気持ちはわかりません

 もう一つ、



 毎年同じところに生えてくるオシロイバナのなかに、2,3年前から斑入りの葉が出始めました。
花はごく普通の赤い花です。 たしか、雨の少ない乾燥した年だったと思うのですが、普通に緑の葉だったものの一部が白くなり、それ以後毎年白い葉のオシロイバナが生えてくるようになったのです。

 これってとっても珍しいんじゃないかしら。売りに出したら人気が出る・・・ってことはないか。
 オシロイバナ自体、あまり見かけなくなりました。 大きな株の割に小さな地味な花で、これをわざわざ植える人も少ないのではないでしょうか。 我が家の斑入りオシロイバナも、邪魔になったので抜いてしまいました。   
コメント (8)
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