あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

大発生その1

2011-08-14 22:09:46 | 生き物
 ええっ! 

 庭の掃除をしていて異変に気づきました。
 松の木の周辺が



 これはまさしく毛虫のう○ち&食べ残しの葉

 ということで、今日は蛾の幼虫写真です。最後にまとめてアップしていますので、苦手な方はご注意を。

 松の枝は無残にもザンギリ状態になっておりました。

 

 少し注意深く見ていると、いました、いました。 松の枝によく似た色で、けがまばらに生えているのが。 ちくちく痛い、松脂の匂いのするこんな葉っぱを好き好んで食べる虫もいるんですねえ。

 すでに5センチ前後になっていました。 これだけ大きくなると殺虫剤も効かないと、経験上わかってはいたのですが、とりあえずジェット噴射のスプレータイプの殺虫剤を振りかけてみました。

・・・・やっぱりきかない・・・・

 しかたなく最後の手段。 水責めの刑

 これは、1匹1匹火ばさみでつまんで、水を張ったバケツに放り込んでいくというもの。

 わたし、毛虫だろうとへびだろうと、見るのは平気なのですけど、この作業はもう、めちゃくちゃいや。
 生あるものを殺すのは、たとえ害虫だろうと心が痛むものですし、手足のないこの生き物が苦しさに身もだえするのは、それはそれはおぞましいものなんです。そして、間接的とはいえ、火ばさみでつかんだ時のあの感触!

 でも放っておくと松の木が丸裸になってしまいます。

 とりあえず鍬の先で枝をゆすって毛虫を振り落とし、火ばさみを持って再び松の木のところに帰ってきたときには、毛虫がうじゃうじゃ地面を這っていました。

 ひえぇ~~~~ 
 これは木の上の虫を見るよりさらに気持ちが悪い。 おまけにうっかり踏んでしまい、ぶちっとつぶれたのが足裏に伝わってきたし・・・

 わたし、生まれて初めて、毛虫ごときに悲鳴を上げて飛び上がりました。
 
 それから、まず地面を這っているのをつまみあげ、次に、まだ枝に残っていたのを丹念に探し出して捕っていきました。つかみ損ねて頭の上に落ちてきたらどうしよう。 高い枝にいるのをつまむときには手が震えました。


 1匹、2匹、3匹、・・・・15,16,17、・・・・・・99、100・・・・・・198,199,200・・・・
 210数えたところで作業終了。

 翌日、毛虫嫌いのぶじこにさらに念入りなチェックを入れられ、5匹ほど捕獲しました。

 そばのヒイラギには尺取虫がいるし、花の終わったねじばなには青いいもむしがいるし・・・でも、この大量発生の毛虫に比べたら一匹イモムシなんぞかわいいものです。 

 次回へつづく



 ここからは毛虫の画像です。

 パッと見にはどれが毛虫かわかりにくい、ごつごつした枝によく似た毛虫です。  

 

 葉っぱの中にいると、ほら、よく目立つでしょう。

 

 ねじばなにいた青虫。 モンシロチョウとはちがうみたい。 何の幼虫でしょうか。

 
コメント (11)
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