できた!
一見すると財布かポーチのようですが、ファスナーをあけると・・・・
中はナイロン製の袋になっています。 折りたたみ式エコバック。 革のクラフト部分はポケットになります。
ありゃりゃ、 メインのちょうちょが逆さまに飛んでる。
このバッグ、ちょうちょの部分のみ自分で作って、黒い袋の部分は既製のパーツを使っています。 お買い物の時マイバッグとして持って行くといいですね。 ただ、革の部分の洗濯ができないので、うっかりお肉や魚の汁をつけると困ります。 厳重に小袋に入れていたら、エコにはならないかも。 旅行に持って行って、荷物が増えたときの予備のバッグにするのがいいかもしれません。
革の部分が小さいし、パーツにはりつけて周りを手縫いするか革レースでかがるかするだけなので、 わりと短時間でできます、とはいうもののひとつ作るのに6時間はかかりますよ。 お世話になったお友だち3人にあげようと作った物です。 さすがに逆さまのちょうちょはねぇ。 しかたがないのでまた最初からやりなおしました。 途中指を痛めたり(全治2週間)注文していたパーツがなかなか届かなかったりして、きょうやっとやり直したのが完成です。
ちょっと色合いがちがったけどまあ許してもらえるでしょう。
全くちがった雰囲気のをあと二つ。
つばき模様。
ほんとはモノトーンでシックに仕上げたかったー。 でも白黒の分量が難しく、完全なモノトーンにする勇気がでませんでした。 ピンクがちょっと中途半端かな? 真っ赤がよかったかな? まだ迷っています。
葉っぱ? 羊歯かな?
曲線の流れがきれいでお気に入りの図案です。(市販の図案集のもの) ブルー系、オレンジ系、えんじ系、グレー系・・・・どんな色でもきれいに仕上がりそう。 染色意欲をかき立てられる図案です。 グリーン系にしたのは、Nさんが気に入ってくれそうだから。
予想通りNさんはこのバックを選びました。
今回はわたしのオリジナルデザインはなくて、先生の図案集や市販されている図案集から模様をとってわたしなりの色をつけたもの。 ろうけつ染めではなく、刻印で凹凸をつけた物に彩色しています。 革は牛ではなく刻印しやすいゴート(山羊)です。
お仕立てにちょっと工夫がいるかも。 というのは、二つ折りした物を広げると、どうしても折ったところがしわになるんですね。 かといってしわにならないように平らに仕上げると、二つ折りできにくになります。 できるしわを最小限にとどめしかも二つ折りしやすいように具合を見ながら、パーツに革を貼りつけるのを気をつけました。 それと、開いたとき上下逆さまにならないようにすることね。
失敗は成功の元。 だからかまわないのだけど、材料費がねー。 もったいないので逆さまのちょうちょはわたしが使うことにします。 まあ、レジを出て車にのるまでの間だからいいか。 それとも革の部分を見せないように裏向けて持つか。 それじゃせっかく作った意味がない。 やっぱりトホホです。