あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

麦秋

2008-05-20 23:44:29 | 植物

 バクシュウ。 麦の秋。 漢語の響きがなんだかかっこよくて好きです。 


 裸麦です。 そろそろ刈り時のようです。


 


 背丈の揃った麦がぴんと立って実っている様子は、稲穂のような柔らかさはなく、きりっとして「バクシュウ」という呼び方がぴったり。


 バラ公園に行く道々の風景は、まさに麦の秋でした。


 


 今治へ通ずる峠付近から見た道前平野。 黄色く色づいた麦畑と、新緑とが入り交じってとてもきれいです。


 


  おもしろいことに今治市側にはいると裸麦の他に小麦を植えているのが目につきました。


 新緑の季節、木々にも次々と花が咲いて、一年で一番好きな季節です。


 峠を越えたところで、すてきな木に出会いました。



 えごの木です。 高い木に花が下向きに咲きます。 数年前、新宮村(現四国中央市)の山の中で見かけたえごの木はとても高くて、花を見るのに首が痛くなるほど上を向かなければなりませんでした。 まるで一列に並んだシャンデリアのように、あるいは花がふってくるように垂れ下がっている姿は、桜のようなあでやかさはないけれど、とても魅力的です。


 この木、道よりずっと下の斜面に生えているらしく、ちょうどてっぺんのあたりが道のすぐ上に来ています。 だから目の前に花が。
 ラッキー、普通なら真下からあおいではるか上の方に小さく見えるだけの花を、真横から見ることができました。 おまけにアップ。 花がずらっと一列に並んでいるのがおもしろいです。


 


そしてひとつひとつの花は、こんなにかわいいのです。


 


 この木を庭に植えているおうちを時々見かけます。 いいなあ、わたしも植えたくなってきた。 


 やっぱり麦秋はいい季節です。
  

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バラづくしー吉海バラ公園にて

2008-05-20 08:01:50 | 植物

 バラ公園に咲いていたバラからいくつか。 どれもきれいで、紹介しきれないのですが・・・・


 斑入りのバラ(オレンジスプラッシュ)



 黄色のバラの中ではひときわ色あざやかなバラ(インカ) 形も、パーフェクト。



 サーモンピンクの微妙な色合いがすてき、しかもゴージャス(フリュイテ)



(聖火) 今年の聖火騒動を見たら、清らかな花が泣きそうです。



 日本で作られた品種もありました。 これは(光彩)



(小夜曲) ミニバラです。 セレナーデとつけず漢字にしたところが日本の品種らしくていいですね。



 青色のバラ、黒のバラ。完璧なのはまだできていないですが、


 (ブルームーン)



ブルーリバー



 父が、「ムーンリバーか、映画の名前みたいじゃのう。」 
 それって二つの名を混同してるでしょう。


 (ブラックバカラ) 暗紫色です。 妖艶。


 


 美しい人はバラになる。
 (ダイアナプリンセスオブウェールズ)



(マリアカラス)



 人の名のついたのはほかにもたくさんありました。 早くも(プリンセスアイコ)ができているのにも驚き。 (プリンセスミチコ)このバラの前でカメラのバッテリー切れ。 残念。


 男性はすくないけれど、(ミスターリンカーン)とか、(ヘンリーフォンダ)とか。 なぜヘンリーフォンダなのか? 


 ところで、わたくし、よく名前を覚えてきたでしょう。 必死で覚えたんですよ。うそうそ、そんなことできません。 種明かしをー。


 バラの下に立ててあるこの札。 花と一緒に写してきました。 以前せっかく写した花の名前を忘れてしまって悔しい思いをしたので・・・・。 



 バラ公園には小さな売店兼レストランがあります。 そこで買ってきたお土産。



 まだ飲んでません。 下の方にはバラの花びらが沈んでいます。 これも食べられるそうですよ。


 バラに堪能した一日でした。


 

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