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「教師のバトン」で気になる炎上・・・勉強と授業づくりの準備に関して

2021年07月25日 | 学校経営
 昨日は、「文科省が始めたツイッター「教師のバトン」で分かる教育現場の現状」を書いた。

 その中で、少し気になる「炎上」があった。


 それは、「教師の学び」に対する炎上である。

 前田康裕氏が書いた漫画のうち、次の言葉に対する反発があった。



 「良い教師ほど勉強するし、プライベートな時間を削ってでも授業づくりの準備をする」

 この言葉について反発するツイートが多かったようである。


 「良い教師ほど勉強する」

 「プライベートな時間を削ってでも授業づくりの準備をする」


 
 これは、事実だろう。

 特に20代のうちは、たくさん勉強し、プライベートな時間を削ってでも授業作りの準備をした方がよい。

 そういう人が、30代、40代になってから授業の楽しさをたくさん味わえるようになる。

 若いときに、学びの時間が必要なのは、教師に限らない。

 どんな職業であれ、修行の期間は必要である。

 その期間にどれだけ自分のスキルを高められたかで、中堅、ベテランになってからの仕事の質は変わる。

 仕事や勉強は、悪ではない。

 特に若手のうちは、勉強と仕事の準備に時間をかけるのは、スキルを高めるという点では、必要不可欠である。




 今の教育現場で問題なのは、勉強する時間、プライベートな時間がないくらい時間外労働をせざるを得ない状況にあるという点である。

 それは問題である。



 ただ、繰り返すが、若いうちの仕事の準備や学びは、必要不可欠である。

 中堅やベテランになってからの仕事で味わう充実感に大きく寄与する。


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