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月刊誌「致知」12月号「苦難にまさる教師なし」からの学び2・・・母親の言葉「負くいもんか」

2020年11月21日 | 修養
 昨日のブログ 月刊誌「致知」12月号「苦難にまさる教師なし」からの学び  の続き

 五十嵐由人氏の言葉

 母が年をとって亡くなる前、私は「人生とは何ですか」と聞いたことがあります。その時、百姓として生き、何の学問もない母が、遠くを見ながら一言「俺は人生など知らねえ。ただ一生懸命生きてきた。」と呟くように言いました。

 それまでそのようなことを聞かれたことも話したこともなかったであろう母のこの一言が、今も私の中に響き続けています。考えてみたら、私もその通りに生きてきたことを実感しているからです。
 p.34



 母の言葉というのは、誰しも心に残るものがあるだろう。

 私も心に残る母の言葉がある。

 私がまだ幼い頃、母は夜も殆ど眠らずに農作業をするときがあった。

 みんなで晩ご飯を食べた後も、土間で、出荷するためのネギの束を作っていた。

 「まだ仕事をすっと(するの)?」と聞くと

 「まだまだ すっと。こんくらいのことで、負くいもんか。(負けるもんか)」

 と言っていた。

 「負くいもんか」という言葉がずっと心に残っている。

 私も社会人になり、きつい場面に出会うと、自然と次の言葉が出てくる。

 「負くいもんか。」

 「こんくらいのことで、負くいもんか。」

 何度呟いたことだろう。

 呟いた後は、もうひとがんばりできる力が湧いてくる。
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