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子育てで大切なのは、「孝」

2015年05月05日 | 家庭教育
 小学校の教員をしているため、たくさんの子供達、保護者にお世話になっている。
 
 素晴らしい保護者にたくさん出会えた。そういう保護者から、楽しく充実した子育てができるためのヒントをもらい、自分も生かしてきた。
 

 多くの家庭を見てきて、やはり大切だと感じるのは、一言で言えば「孝」である。親孝行の「孝」である。

 
 子供は、親の言ったとおりにはならない。しかし親がやったとおりになる。親がしている事は、殆ど子供はまねをする。


 
 おじいちゃんおばあちゃんが幸せそうな家庭は、ほぼ100%、子も孫も幸せであり、楽しく充実した子育てができている。

 おじいちゃんおばあちゃんにとっての最も幸せな出来事は、子や孫が幸せかどうかだからである。

 しかも、子や孫がおじいちゃんおばあちゃんを家族が大切にしていれば、感謝の念を持って接していれば、なおさら幸せそうなおじいちゃんおばあちゃんでいられる。


 
 幸せそうなおじいちゃんおばあちゃんがいるということは、子供はおそらく30年後位には、幸せなおじいちゃんになっている。

 そして、60年後には、その孫が幸せなおじいちゃんやおばあちゃんになっている可能性が高い。

 そういう家庭の文化というものはきっと引き継がれるからである。


 子育てにおいて、子供は、親の言ったとおりにはならない。しかし親がやったとおりになる。親がしている事は、殆ど子供はまねをする。

 私の父母は、見たところ、幸せそうではある。十分な親孝行ができているとは思えないが、78歳になる父、74歳になる母が、「毎日が楽しい。幸せ。」と言ってくれるのは、私としては素直にうれしい。

 
 私の子供達はいやがる時もあるかもしれないが、「親孝行をせよ」というのは言い続けたいと考えている。

 それは自分がいい思いをしたいからではない。その文化が受け継がれて子供自身や孫、そして子孫にも幸せを感じてほしいからである。

 

 
 
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