☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録と梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

バイリンガルへの道

2014-03-27 | 子育て
今日の英語のホームリーディングは、I like to do~at school. センテンスの繰り返しだったので、読み終わった後に英語で『What do you like to do at school?』と聞いてみたら、息子が『な~んで英語なのー』って。
『じゃあ、学校で何するのが好き?』と日本語で聞いてみると、『ブロック、電車』など返事が来ました。そう、息子の中では、私が彼に英語で話しかける事はとっても違和感があるようなんです。シメシメ。

もちろん、ダディやこちらの家族とは英語なので、私が多少の英語を話せる事は知っている。理解できることも知っている。でも、『私と息子の間では日本語で話をするもの』という認識が息子の中で、できているんだね~。

そう言えば、英語が母国語であろうカナディアンに日本語で話しかけられたり、最近は友達同士で遊ぶ時は英語になる事が増えて来たけれど、少し前までは日本語も話せるお兄ちゃんお姉ちゃんが英語で話しかけて来ると『どうして英語なんだ?』と困っているように感じているような場面がありました。中国系のカナディアンには、最初日本語で話かけていたし(笑) 2カ国語以上を母国語レベルで話せる人達って、どーやって頭の中で切り替えているんだろうね~。私にはわからない世界だわ!

さて、4歳半ちょっとの我が家の息子君。今の時点では英語も日本語も年齢相応のボキャブラリー、会話力があると感じます。この先も続いてくれたら嬉しいけれど、どうなるかな~。
私はまだ1人しか4歳半まで育てていないので、実験データとしては少ないけれど、息子が生まれてから意識してやっていてよかったかなと感じる事をいくつか書いてみます。

我が家の場合は、英語も日本語も気をつけていた事は基本的に同じ。
沢山語りかける事。
沢山絵本を読み聞かせる事(本人が望めば、1時間でも読みました)
話をするようになった後は、間違えていた時は正しいセンテンスを私達からの返答に交えて聞かせていた事。

英語はダディと、グランマの存在も大きかったかな。日本語は主に私。プレイグループがあって、私以外の日本人の方と接する機会が自然とあった環境もよかったと思います。

赤ちゃんの時にやっていたこと。
まだ反応もいまいち、返事等は返って来る事はなかったけれど、とにかく、楽しそうに話しかけました。歌も沢山歌って聞かせました。絵本の読み聞かせも0歳から始めました。

家の中で遊ぶ時も、外へ散歩に出かける時も、赤ちゃんの視界に入っている物は、それが何かを伝えるようにしたり
物の数え方も、日本語は沢山あって混乱するけれど、なるべく意識して正しい数え方を小さいうちから聞かせるように意識していました。

そして、片言を話せるようになってからは、息子が言った言葉やセンテンスをおうむ返しのように言い返しました。
相づちを打つ時も、『そうだね。』『そうなんだ』『へえ~』なども使うけれど、それだけで終らせず、自分の返事をする前に『そうなんだ。○○なんだね。』と息子が言った事をおうむ返しのように繰り返して、その際に、もし息子が間違えた表現をした時は、正しい表現に言い直して伝えました。

3歳前後になると、センテンスも長くなって来ると思いますが、その時も、できる限り息子が言った事をそのまま正しい表現で『○○~なのか~。』と繰り返していたので、もしかしたら他から見ると、あの人何やってるんだろう?と思われたかもしれません。が、これはやって良かったように感じます。そして、返事をする側も適当に聞いていると、それはできないので、話しかけて来たときは出来る限りちゃんと聞きました。なので、3歳も後半になると本当に1日中しゃべるので、私もかなり疲れたような。。

それでも息子は、自分の表現が間違えていた時は、聞き直しで正しい言い方を習得していたように感じます。そして、ボキャブラリーは何と言っても絵本や雑誌、写真集。日常生活では聞いたり見たりする事がない沢山の言葉を本が紹介してくれます。

特に日本語に関しては、英語と比べて触れ合う量が少ないのは環境的に仕方がないので、その分できるだけ私の方から沢山の言葉や表現と出会えるように意識して話しかけています。なので私から話しかける時も、まだ子供と考えずに、大人と話す自然な言葉を使う。
でも、意味がわからないかな?と感じた時は、『○ってわかる?』と聞いて、もう少しわかりやすい言葉で言い直したり。

幼稚園に行き始めて半年。今の所日本語力が落ちたな~と感じる事は無いけれど、センテンスに英単語が混ざる事は時々あります。
特に幼稚園で初めて覚えて来た事などは、英語で習ってるからね。そう言う時も、会話の中で私が日本語に直して言い直しをして聞かせたり、状況によってはクイズのように『○○は日本語で何て言うかわかる?』と聞いて答えを教えてあげたり。

最近は逆に息子が英語を教えてくれる事もあって、一緒に歌を聞いていたり、おもちゃがしゃべっている事など『○って何?今何て言ったの?』と聞くと教えてくれる。

そして、最近は簡単な絵本を使って、嫌にならない程度の本読み。耳で聞いている事と、書く音は違うこともあるから。例えば『ありがとー』は書くと『ありがとう』。『おとーさん』は『おとうさん』、『せんせー』は『せんせい』などね。
今の所はそんな事の継続で、日本語も英語も同じように成長しているかな。

なので、次男君にもできるだけ同じような接し方を心がけています。2人目のデータが得られるまでは数年かかりますが、4年後、兄弟では英語かもしれないけれど、私が入った時は3人で日本語で会話ができるようになっていたらいいなあ。

知り合いの方の話では、お子さんへの日本語継承は20年経った今も続いていると。長い道のりなので、あせらず、今出来る事にちゃんと向き合って行けたらと思います。

これが3世、4世となると、、、、本当に大変だね。

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