お絵描き。というのは、線を引く、絵を描くというスキルの他に、筆記具を持って自分が思うように手を動かす、使う強さによって線の濃さを変えられる。という筆圧も鍛えられると私は感じています。
特に現代っ子達は、小さい頃からタブレットや携帯に触れることが多く、タッチ&スライドでなんでもできちゃう。小学校でもそれらが導入されており、私が子供の頃にやっていたような 毎日鉛筆を使って日記を書く。漢字練習をする。なんて宿題もないので、確かに 小学生でも筆圧が弱いなと感じるお子さん達に出会ったことはあります
でも、逆に少ない字でもしっかりと力強い筆圧のお子さん達もいて、その子達は絵を描くことが好きな子達が多いように感じています。
キンダーのクラスに行った時も、お絵描きが好きな子達はたくさんいて、見ているとどんどん描く子は、色鉛筆の使い方も上手でしっかりと色を出しているし、文字を書くことにも積極的だった印象がありました
小学校の先生の中には、鉛筆をしっかり持てない子がいることに懸念を抱く方もいると聞きますが、小さい頃にどんどんお絵描きさせることは、鉛筆を握る力、筆圧を強化するにも とても良い遊びだと感じるので、鉛筆使えない問題を解決できるように思うんですよね。
そして、描きたい。書きたい。 こういったお子さん達の興味関心のタイミングを感じたら、好きなだけ描かせてみるのがおすすめです
筆記具も、色鉛筆、絵の具、クーピー、マーカー、クレヨンなど、異なる筆圧が必要で、線の太さや濃さが異なる物を用意し、子供達に選ばせると 書き心地も合わせて 感覚的にも学べることがあります
私が実習でお世話になっていたキンダーの先生は、異なる質感の紙も色々と用意されていて、子供達に同じ絵の具を使っても 色の出方や伸びの違いなどのを感じられるような準備をされていて、生徒達も毎日のように絵の具でもお絵描きを楽しんでいました。
これは、カナダの$1ストア(とは言っても、$1で買える物などほとんどない。。。)で売っている面白いマーカーです。
スティックのりのようにクルクル回しながら使う速乾性のあるマーカーです。一応無毒と書いてある。 まーでも食べ物ではないので、お口に入れてしまう年齢のお子さんは、近くで見ていた方が良いかと。
このマーカーは機会があれば是非お試しいただきたい。おすすめです。
なぜおすすめかというと、ノリを塗るように、軽く動かすだけで、これだけ濃く線を引けたり、色をつけたりすることができるんです
速乾性なので、最初ベタベタしてそうに見えて、すぐに乾いてしまう。そして水性なので、テーブルについても、濡れたタオルなどで拭けば綺麗におちます。
速乾性なので、最初ベタベタしてそうに見えて、すぐに乾いてしまう。そして水性なので、テーブルについても、濡れたタオルなどで拭けば綺麗におちます。
1歳くらいのお子さんは、クレヨンでもまだ細ーく、見えないくらいの色しか出せない事は珍しくなく、なんとなく試してみたけど、やーめた。とすぐに飽きてしまうお子さんもいると思います。
このマーカーを使うと、簡単に色が出せるので
「自分がマーカーを動かすと画用紙に色がつく」という感覚的な楽しさを体感できるので、楽しいんだろうなと見ていて感じます。
これで塗り絵をしても面白いです
当たり前になってしまうと、筆記用具を使えば線が描けるとやる前からわかるけれど、これらも、まだ経験の浅い年齢の子達からしたら、とても新鮮な出来事であり驚きなんですよね。
お絵描きの導入として、「描く楽しさ」を体感することで、他の少し筆圧がひつような色えんぴつやクレヨンにも自発的に手をのばしている姿を我が家ではよく見ます。
色や筆記具を選べる楽しさ。そして描くことの楽しさ。
ここから 、自分の手を動かして、画用紙に色がついていく楽しさ、色を混ぜた時の変化を体感できるし、表現力も育めれるし。
そして、1歳2歳の発語時期のお子さん達は、「色の名前」を何度も確認するように聞いてきます。
名前を知りたい。と同時に、もう認識している色について「みどりだよ」「ピンクだよ」と教えてくれているようにも感じられます
大人は可能な限り、そういった子供達が伝えようとしている事を汲み取り、それを言葉にして伝える事で、それがあっていると 子供達の目や表情がパッと明るくなったり、ニコッとしたり、頷いたり。 色々知りたがっているし、色々と理解している。 0−2歳児達とのコミュニケ〜ションだからこそ得られる感動です
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