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☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て19年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

出産報告☆

2009-08-24 | Weblog
久しぶりの更新です
カナダ時間の8月20日 午後8時前に、元気な産声をあげた男の子を出産しました☆

初めての超音波でたった6mmの体に小さな心臓が動いているのを見て、えらく感動した日から8ヶ月近く経ち、狭いお腹の中でこんなに成長していたんだね~嬉しさでいっぱいです。
生まれた瞬間の感動!一生忘れたくないです
元気にすくすく育てくれますように

産む最終段階はスルッと生まれてきて、胎盤もすぐに出てきて安産☆という感じでしたが、生まれる準備までが長かった・・・・・これを含めると難産だったのかなあ

先週は日曜日明け方の軽~い陣痛らしきものから始まって、ずーっと痛みと向き合っていたように思います。でも赤ちゃんが生まれてくる痛みだから前向きに向き合えたけど、振り返る人生で一番感動的でありとっても疲れた1週間だったなあ・・でも痛みと向き合っていた時間もずいぶん前のことのようにも感じるので不思議。

興味がある人は私の初出産体験、読んでくださいませ

病院から帰された日(確か水曜日の朝)、日中陣痛の間隔が30分になってしまいましたが、夕方からまた10分間隔に戻ってきて、痛みもさらに強くなりました。
でも『しっかり食べて、しっかり眠って』と言われて病院から帰されたので、ちょこちょこ休憩しながら夕飯を作り、それは食べることができました。

でも夕飯を食べた後からさらにしんどさが増してきて、夜の11時頃には陣痛の間隔がまた3~5分間隔に戻り、痛みも今朝よりさらに強い

看護師さんから言われた『大量出血』『破水』『胎動を全く感じない』『Paulに笑顔を全く見せられない程度の痛み』のどれになったかって・・・『Paulに笑顔を見せられない痛み』です

でも、また病院から帰されるのが嫌だったので、4時間そのまま家で様子を見ました
4時間経ってもひたすら陣痛の間隔は3~5分
私の場合痛みが腰の『尾骶骨』に集中しました。『今 赤ちゃんも骨盤に入ろうとして頑張ってるんだ!!!』と深呼吸をしながら耐えつつも、立っても座っても寝転がっても、お湯につかっても何をしても痛い 2時間半後、再びPaulを起こし、『今度こそ来たと思う』としばらく様子をみて、明け方病院へ向かいました
道中の車の揺れがあああああああ・・・・・・・・・・・・辛い

病院に到着しても個室に入る前に、陣痛の様子や赤ちゃんの心拍を別部屋でチェックするのですが、前日の昼過ぎからほっとんど睡眠をとっていなかった私は、陣痛の合間に睡魔が襲ってきてその睡眠でリラックスすると、陣痛の間隔がまた広がり始めて・・・・・ 看護師さんに10分でいいから眠りたいと言ったら、『その辺を歩いてくるか』『産みに来たんでしょ。寝たいなら家に帰るように』と言われ歩くのにトライしたんだけど、歩くとすぐに陣痛が戻ってきて、病院の廊下で動けず・・・・
しかも赤ちゃんも準備態勢に入って頑張っていたんでしょうね、『胃』をおもいきり蹴られた感じがして、妊娠中一度も吐かなかったのに、胃液をおもいきり吐き出してしまいました(汚くてごめんね)
尾骶骨は痛いし、陣痛はすすまないし、気持ち悪いし、眠いし、このまま帰されたらどうしよう・・・と思っていたら、個室に案内され、ひとまず病院にいられることがわかりました。朝6時頃かな。

その時、看護師さんから『エピドロ使いますか』と聞かれました。
普段から頭痛薬すら飲まない程 私は薬が嫌いだったのと、想像するだけで貧血になりそうな程 注射針が嫌だったので、迷わず『自然分娩』で考えていたんだけど
インターバルは多少あったものの、もうすでに痛みと24時間以上闘っていて、これからさらに何時間この痛みが続くかわからいと思うと『どうしよう・・どうしよう・・・どうしよう・・・』と薬に対する不安を全てドクターに話し、『無痛分娩』に切りえ変えました

しかも、無痛分娩は『眠ってもいい!』と言われて
朝の7時頃、エピドロを入れてもらいました。

薬の力ってすごい!! さっきまでの痛みが嘘のようになくなりました。(それだけ威力が強いんだと思うけど)でも、赤ちゃんはずっと頑張っているのに、私だけ眠ってしまっていいのかなというちょっとした罪悪感と、また眠ってリラックスしてしまったら陣痛が長引いて赤ちゃん疲れてしまうのではないかという心配もあって、しばらく睡魔と闘っていたんだけど、体は頑張っているんだから眠くて当然!逆に眠った方がいいと言われ、ちょこちょこ睡眠をとりながら子宮口が10cmになるまで待ちました。

と・こ・ろ・が・・・なかなか陣痛がすすまない
ドクターが来て、人口的に破水を起こし様子を見ましたが、それでも子宮口思うように開かず
ついに『陣痛促進剤?』まで使う事になりました。通常の1/4位の量からスタートしたんだけど、思うように陣痛が進まず、しかも赤ちゃんも薬に反応したのか、疲れてきてしまったのか、心拍が不安定になってしまい、直接赤ちゃんの脈をとるために、まだ奥のほうにいる赤ちゃんの頭に、特別なコードを刺すことに(これも両親学級で現物を見ていたものの、できれば避けたかったものの1つ)。そしてドクターからは、このまま心拍が安定せずに陣痛も進まなかったら『帝王切開』になると言われ・・・さらにショック
やりたくなかったことフルコースの出産になるかもという状態でした。

せめて生むのは自分達の力で!!と思い、前夜にネットで調べた子宮の筋肉をやわらかくすると言われている『ツボ』をPaulに押してもらい、私は『開けー開けー。赤ちゃんガンバレー』とひたすら念じ続け、赤ちゃんには深呼吸で酸素を送り続けました。すると、思いが伝わったか、午後から段々と陣痛が進むようになってきて、赤ちゃんの心拍も安定し、午後5時頃ドクターからこのまま出産にむかってO
Kの了承を得て一安心

午後7時15分頃だったかな、そろそろ最終段階に入りましょうとのことで、まさに『産む』準備態勢になりました。

そこからは本当に早くて、先生や看護師さん達もびっくり
無痛だったので楽だったのかもしれないけど、赤ちゃんの頭がみるみるうちに出てきたらしく、無事出産☆

長~い陣痛の中、狭い空間で出口をめざして 赤ちゃんが一番がんばったと思います
嬉しさと感動で涙が出てきました

途中で心拍が不安定になった事と、体重がカナダの標準に比べて小さかったらしく(日本だとよくあるサイズだと思うのですが)、念のため検査をするとのことで、そのまま病院に2泊。
結果的に大きな問題はなく、昨日無事退院してきました

やっと、赤ちゃんと3人で家に帰ることができて、すごく嬉しかったな
家に着いたとたん、ほっとしたのと嬉しさでまた涙が出てしまいました。
新しい命が生まれてくるって 本当にすごい!

結局担当の先生はバケーションに入ってしまい、別の先生が交代で見に来てくれたのですが、病院のスタッフも親切な方が多かったし、特に病院での12時間の陣痛にずっと立ち会ってくれた看護師さんには本当にお世話になったなあ。本当に沢山の方のお世話になったなあという感じです。
ずっと検診から女医さんだったんだけど、最後の最後で取り上げてくれた時間帯の先生は男性で・・・・・まーでもこの際そんな事はどーでもいい
無事生まれてきてくれて本当にありがとう。 どうか元気に育ってくれますようにと願うばかりです。

もう忘れてしまったけど、私も昔、色々な人の助けと母親の力を借りて生まれた来たんでしょうね~。今回私は無痛分娩にしたけど、日本では自然分娩が多いんですよね。日本のママさん達、尊敬です!!

今日も読んでくれてありがとうございます
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コメント (10)
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