古本屋で一式見つけたので買いました。獣人もののファンタジーです。アニメと並行していて、途中からはノベライズとなっているようです。アニメは見たことないようです。
世には4つの獣人(狼、ライオン、虎、ヒグマ)の族(クラン)があって、うちライオンんの族長とでも言えそうな男が、世界支配およびクラン支配を企みます。まきこまれた主人公は、狼娘、ヒグマ男と共同して立ち向かいます。義理の妹は、当分お荷物役です。
変身ものの定めですが、質量保存則は無視です。主人公は、ヒーローものの定番どおり、敵を倒しても止めをさないどころか積極的に助けちゃいます。で生かした敵は自分の仲間を含めた他人をまた当然のように殺すのですが、主人公は、まず気にしません。たまに反省しますが、その場限りです。~セカンドボスも最終ボスも助けようとします。定番すぎて臭さを感じてしまうのは不純の証拠?
II、P17:銃口を頭にくっつけて銃殺する場面:下手すると、銃が破裂しちゃうんですが・・・なんの映画だったかで、突きつけられた銃口に体だか頭だかを自分から押し付けて暴発させて敵を倒すというのがありました・・・
II、P19:銃は三八式の元込めで一発ごとに詰め替えないと・・・・P19:弾倉が空になるまで・・・連発銃じゃないって設定を忘れるな~
II、P129~P135:ソムナス郊外の別荘に・・・三階建ての別荘・・・記者会見は別荘らしい・・・フウコは下の部屋に・・・出発するぞ」・・・館へと戻っていった。 この後、館(あとに、別荘から出てきた云々とある)の場面に移るのですが、ここのセリフと記述が間違っていないなら、フウコを引き連れて別の別荘に移動したってことなんだろう(伯爵の館はイギリスだろうから、他はすべて館といえども別荘だろうけど)。
II、P137:ジョアンナの片目は回復していないので、片目だけでの運転。怖そうだが、実兄が片目でしばし運転していた実績があるので、法規上はともかくとして問題はないだろう。
III、P82:英語のトランクは、「大型のカバン」という定義で、旅行客が引っ張り歩くあのスーツケースより大きい。日本ではこれを誤解してトランクの形状をしたものは、すべてトランクと言ってしまっているようで、英語の授業で、早いうちに直させられるものの代表だったはず。直させられた私は引き出しからトランクが・・・・ と書いてあるとえぇ???
III、P174:コインロッカーの中って携帯の電波届くのか?コインロッカーは金属箱だから、電波遮断されて届かないはずだが。
III、P179:伯爵はライオン形状でヘリコプターに逃げ乗ったわけだけど、1)ここは陸自の基地内 2)来るには陸自のヘリを使った そこで、このヘリは、どこの? 1)陸自のヘリならパイロットは逃げ出すかなんかしないか?(パイロットを殺して入れ替わった?) 2)伯爵のヘリなら、陸自が民間ヘリを入れさせるか?(上部に話が通ってるといってもな~) まあ、ここはご都合主義のにおいが強い。
XII、P176:風子は、羽をはやした少女(エンジェル?)に変身したらしいんだが、虎の子は虎だろうさ~あまりにご都合主義な結末。まあ、翼がないとごの場面から逃げることは不可能なんだけど。