ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

とある魔術の禁書目録 鎌池和馬著 電撃文庫

2012-07-29 09:56:38 | ファンタジー
2004年四月以来、22巻、SS、SPとして3冊、現在新約で4冊+という長いシリーズです。

現代の超能力者開発目的の学園都市が舞台という超能力と魔術のファンタジーです。
巻によって(3巻までですが)、刀とか火器も登場します。

このシリーズ最大の難点が:

禁書目録(インデックス)と呼ばれる少女が、10万3000冊の禁書の内容を完全記憶している件で

1.記憶期間10年として1日28冊強を記憶。映像記憶でなら可能そうです。これを全部文書に落とすとか、全部読み聞かせるってのは、もはや不可能な数字のようです。

2.インデックスは、読むか見るかして記憶しないといけない。なんせ、普通の人が1冊読むだけでいかれてしまうというので、インデックス以外の人は関与できない。インデクックスと同等の人は存在していないようだ。
(少なくとも10万3000人もの著者とその倍以上の写本作成者たちが、書き終わるまでは間違いなくまともだったという事実は、置いときましょう)

3.つまりは、見るあるいは読める形の原書が存在しないといけない。で、原書は破壊・破棄できそうなんだけど、インデックスの記憶したものも原書と呼んでいて破壊できないと言う。インデックスが死んだらいやおうなく消滅するはずなんだが?
さて、元の原書は焼却できそう。本当の原書群を護っていなそうなのは、焼却廃棄したから?でも(1.)に書いたように見ることのできる原書が無いと2代目インデックスを作れないよ。

4.焼却したなら、インデックスの後継者を作ることも考えないといけないはずなんだが、そこは、この小説の範囲外なんだろうな。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 共通番号「マイナンバー」制度 | トップ | 再エネ買取制度のこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファンタジー」カテゴリの最新記事