ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

チェイス/逃亡犯を追え 第5話過去のない男

2012-11-02 21:57:09 | テレビ番組
2Fにいる女性に椅子で窓を割って(あっさり割れすぎるので、ニセガラスだろうね)、マットを放り出して(放り出し方指示していないんだよね。空気にのって流れて飛び出しても届かない位置に落ちる可能性が高い!)、で、飛び降りろって指示するまでは、いいんだけど、追いかけるだろう男も、同じように飛び降りるのが普通なんだけど、それは絶対ないってシナリオにしちゃう監督って、どういうことなんでしょうか・・・・

まあ、追っかけて飛び降りるだろうってシナリオにしちゃうと、早々と捕まえちゃうので時間が持たないからと、バカさせてるのかも。

これって視聴者バカにしていないか?



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熱砂の巨兵4 暁の島へ 黒川裕子著 中央公論新社

2012-11-02 16:37:51 | ファンタジー
完結編です。

もう7冊目なので、手馴れてきたようですが、へんなとこを

1:流砂がどっぷり水に浸かっても流れ続けるとしているようです。

2:世界が水びたしですから、作物も種子もほぼ全滅なわけですが、食料や飼料などの考察がかなり安易かも。

3:独楽風で侵入できないようにしているって、なんか奇妙です。土地を囲んでいるわけではないので、風を避けて通れない理由付けに問題があります。なお、空を飛ぶものにとっては意味ないはずなんですが、入れないらしいのが、また奇妙。

4:P67:”髪を掴んでひきずりあげ、無理やり座らせる。靴の先でイ・ジェイの面を無造作に仰向かせ訊ねる。”:椅子ではなく床に座らせたとしても、こっちが座ってでもいないときつい体勢です。立ってやると簡単に転ぶよ?この後、あごの片側を蹴り上げ、反対側のあごは蹴るわけですから、立っていないと威力がないか・・・

5:P122:<白天馬>が獣の背から飛び上がる場面:またがって座っている状態からなので足が使えないから無茶なのだが・・・
次に、血百足の頭の上に降りて、ビシュラン・ジンを右脚で地面に蹴り落とすとありますが、これも無茶な描写です。頭は動くだろうから蹴り飛ばせるほどの威力は出ません。椅子の上で簡単に実験できますが、椅子が倒れることがありますので机などにつかまって軽くやるようにご注意を。

6:戦闘の流れが変です。コマもいくつか抜けています。コミックを参考にしたんでしょうが、小説では抜かないようにお願いします。

7:P147:巫女のくだりですが、盲目のヒの老女しかその存在を知らないというのは、無茶な設定です。最低でも食事の世話があるわけですから、老女の用意しなければいけない食事量は、自分も含めて3人分です。盲目の老女が用意できるでしょうか?作れたとしても、材料の調達や、費用までは無理でしょうから、必ず誰かに知れます。
なお、すごく臭っていそうな生活ですから誰でも逃げ出しそうですが、お話だから、いいことに?

8:天馬って翼があるようですが、普通の馬のような描写になっています。翼があるから翼の前か後かという乗る位置の問題も・・・・前ならしがみつくのは首だろし、後なら翼でしょう(翼で飛んでいないから)。また、横に普通に並べるってのも翼を忘れています。なお、天馬は風を蹴って走るって、さすがにファンタジーでも無茶を・・・
天馬の蹄が水晶って、ファンタジーらしい無茶も。

9:魂を3つに分けられるって、しかもそれは始祖だけに可能で、それらは不死の存在って無茶。始祖の先祖にも子孫にもいないって変すぎ。なお、最後は、全部きれいに片付くって・・・魂をエネルギーの一形態としたのは、いいけど、一般人や普通の霊長の魂は箱舟のエネルギーにしかならないってのは変。

10:底のもののうち理性とかがあるのは3つだけのようで、それらのいずれも不定形物です。ほとんどは定形で、人を襲うだけの知性はあるらしい。

11:P174:天馬の里に行く方法はファンタジーっぽいのですが、現地も海に沈んでいるということで、普通の人間も行ける場所っぽくなっているのも変。さて、海底になってしまった穴をふさいでいる岩を壊して入るのですが、なぜか、海水があまり入っていかない描写になっています。さて、膝まで海水があるのに、それより地下に水が無いという奇妙な描写も。

12:P187:函船のなかに何百の棺がって、それ最初からあった?なお、霊長からエネルギーを函船に伝える方法は何の接続もなく不明です。

13:P219:中心部の対処だけで、そこから出て行ったものも片付いたかのようなご都合主義が。また外殻を処理したときにもほぼ全部片付いたかのような、ご都合主義が・・・まあ、こうでもしなきゃ、ハッピーエンドは無理なお話だし。



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